中国の物乞いビジネスの実態
物乞いの稼ぎ方がエグかった…


中国の物乞いビジネスの実態

中国は物乞いが多い。

信号待ちの人に器を出してお金をせびる人、
道端に座り込んで物乞いする人、
騒々しい音を出して店を回り、
小銭をくれるまで離れようとしない人など、
物乞いの方法も様々です。

本当に困っている人もなかにはいるだろうが、
ほとんどが職業としての物乞いだと多くの中国人が認識しています。

物乞いをする人は主に3パターンに分けられます。

1.生きていくため物乞いする。

2.怠けるため物乞いする。

3.物乞いを、労働することなくお金を稼ぐ一種の職業と見なす。

上海の地下鉄には物乞いを職業としている人が約200人ほどいるとされており、
多くは月収数万元(1元≒15円。日本円で数十万円)に達する者もいるという。

北京における新卒の平均月収は約3000元(約5万3千円)ほど。

プロ物乞いの平均月収は7,000元(約11万5千円)を超えるとも言われており、
大卒初任給の倍以上になる計算です。

3人の子供を大学に行かせ
家まで購入した売れっ子もいる

このお札は物乞いをして得た収入だそうです。
この男性は毎月収入を郵便局に預けにやってくるそうだ。

その額、月に1万元以上(約18万円)にのぼるといい、
旧正月や中秋節など行事がある繁忙期には
2~3万元(約35万~53万円)も預けに来ることも…

この男性の話によると
自分が長年北京で物乞いをして稼いだお金で故郷に新居を建てたという。

そして現在、自分が稼いだお金で3人の孫を大学に行かせています

老人が送金するために持ってきた小銭は非常に細かく量が多いため、
毎回大量の小銭を郵便局の床に広げて数えているそうだ。

大変な労力を費やす仕事なので老人はお金を一緒に数えてくれる
アルバイトを度々雇っているとのこと。

郵便局職員によると
この男性はプロの中でも稼ぎが良い方であるそうだ。

物乞いにもトレンドがある

中国は社会主義ではあるものの貧富の差が激しいです。
なので、路上や公共交通機関の車内、お店などあらゆる場所において物乞いがいます。

物乞いのテーマは「かわいそう」です。

そのため、物乞い本人の手や足が無かったり、
赤ちゃんをおんぶしていたり、哀れさを強調するスタイルが多く、
トレンドとなっているやり方は障害のある子供と一緒の物乞いをする方法です。

彼らの恐ろしい点はお涙頂戴ならば何でもしてしまうところです。
しかし、最近ではこの「障害」が非常に大きな問題であるという認識が高まってきています。

物乞いなりに工夫を凝らすのが中国流

物乞いは中国だけのものではありません。
全世界に共通しており、珍しいものでもありません。

海外に旅行に行った際には高い確率で物乞いに出会う事でしょう。

物乞いはどのような手段を使用して近づいてくるのでしょうか。

例えば、生花をおもむろに胸元のポケットに突っ込んでくる手法(「その代金を支払え」というもの)から、
子供達が物欲しそうに袖口を引っ張るものまでいろいろなパターンがあります。

中国の物乞いのテーマは悲惨さ

いかに自分がどれほど悲惨であるかをアピールしています。
中国の王道は病人と共に物乞いをするパターンが多くなっています。

病人役は人通りの多いオフィス街の路上などに布団を敷いて寝続けます。
そして付き人はあたかもその病人の家族のふりを演じます。

その付き人は一日中このように行く人々に声をかけます。

「治療費がない、薬が無い、どうか私の家族を救って!」

これを一日中やります。朝早くから夜遅くまでです。
結構な労力だと思いますが、働くことに関して術は違えど皆同じです。

物乞いは頭も使わずただひたすら「お金ちょうだい」を行きかう人たちにいい続けます。
通常の仕事と比較してみると物乞いというものはアピールするだけなので、
まともな仕事よりかは楽かもしれません。

中国人はどうやら物乞いには非常に寛容のようです。
物乞いの人たちには毎日結構な金額が集まります。

物乞いにお金を与える人の中には裕福そうな身分の人が上から目線でやる場合があったり、
または真面目そうな大学生が真面目な顔で硬貨を差し出す場合もあるようです。

その中にはどう見ても何日も体を洗っていないであろう、
どろどろの作業着姿の若者が笑顔で助けてあげる場合も見受けられます。

悲惨さをアピールするのに犯罪までも犯す

このような悲惨さのアピールは
エスカレートする人たちの悪い犯罪につながる場合もあります。

障害を持った子供がいる場合、
手がかかるので親は仕事が出来ません。
そのような場合でも国は助けてくれないのが現状です。

だから物乞いするしかありません。
しかし、実際行われている「哀れな障害のある子供」連れの物乞いの多くは
人身売買で手に入れた子供の手や足を切断して不具にし、
連れまわしているというのが現状です。

これは、大きな社会問題へと発展しています。
以前から誘拐が多かった中国ですが、
この場合の原因は農村部の労働者確保や一人っ子政策の弊害でした。

ところがその誘拐事情が今や人身売買に発展しており
しかも売買後の子供達の扱いは非常に残虐化しています。

五体満足だった子供達がわざわざ障害児にされるのですから、
社会問題にならないわけがありません。

動物を利用して物乞い

2014年秋、ラクダを連れた物乞いが動物愛護協会から警告を受けました。

写真のラクダの下半身の部分にぼかし加工がしてありますが、
このラクダの足は途中から切断されています。

彼らによるとこのラクダは事故で負傷したラクダだそうです。

「電車事故で傷ついたラクダを救出したのはいいけどラクダの餌代が足りない」
という筋書きです。

このトレンド(地元福建省の警察が実際こう呼ぶ)は2014年4月頃から始まったそうで、
人間だけの物乞いよりもラクダと共に活動した方が随分と
お金が集まりやすいことも確認されているそうです。

中国には動物を守る法律がなく
彼らや彼らの黒幕を罰する手段がありません。

その上この光景にショックを受けて施しをやる人々の善意は
結果としてこういった動物虐待を増やすことにつながるのです。

かわいそうな動物を伴った方がより儲かると気付けば、
もっと多くの動物が虐待され物乞いに利用されることになります。

事故で負傷したのではなく足を切り落とされたと確信しつつも
取り締まることができない警察。

もっとも路上での物乞いに関しては法律上禁止ですから
そのための罰金くらいは課すことができます。

中国では上位10%の富裕家庭が所有する資産は
社会全体の総資産63.9%を占めており中国の家庭資産の分布は極めて不均衡。

尋常じゃない格差社会の為、物乞いは増え続ける一方
本当に生活に窮している人達の壁になるような物乞いがビジネスと横行している実態。

何とも言い難いですね・・・
引用:http://www.sankei.com/premium/news/150108/prm1501080002-n1.html
引用:http://buzz-media.net/surprise/13868/

ネットでの反応

・末端部分の手下を死刑にしただけじゃしょうがないだろう。
黒幕がいるはずだよ。もっと根元から悪を断ち切らないと。

・気分が悪くなりそうよ。こんな形でラクダを苦しめるなんて、
そんなことできる人間って一体どんな人間なの?

・人身売買で子供を売り買いするような奴ら、死刑にしてしまえ!

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