中国のみ存在する衝撃的な大会6選…
日本では絶対不可能?
中国のみ存在する衝撃的な大会
中国では様々なお祭りやイベントがたくさん開かれることで有名です。
土地も広く、地域によってお祭りの開催方法も異なるため、
お祭りの一環として多くの大会が開催されます。
その中には私たちの目を疑わせる異色の大会も多いようです。
絶壁からビキニを着てウォーキングをしたり、
数十人の成人男性が裸で川に飛び込んでアヒルを捕るなど、
想像を絶する大会が毎年開催されています。
そこで今回は特に衝撃的な中国ならではの大会6選を紹介します。
1.熱い温泉の中で唐辛子を早く食べる
辛い食べ物が好きでよく食べるという有名な
四川、湖南、貴州、江西などの地方では毎年、
地方特産物を広報するための一環として様々唐辛子を食べる大会が開かれます。
その中でも最も有名な大会は江西省宜春市で毎年開かれる、
温泉の中で唐辛子を食べる大会です。
暑い夏に開催されるこのイベントでは
熱を帯びて唐辛子をたくさん溶いた温泉にうずくまって唐辛子を食べる大会を行うのです。
挑戦者たちは笛の音とともに赤い唐辛子を食べ始めます。
40度に達する蒸し暑さの中で汗を流しながら競争を続けます。
暑い天気のせいで汗がぽたぽたと落ちても、辛いものを食べれば、
むしろ暑さに打ち勝つことができるという信念からだそうです。
昨年の優勝者は1分に20個のとうがらしを食べてチャンピオンになり、
賞金で24k黄金とうがらし模様のゴールドバーをもらったそうです。
2.長キス大会
中国安徽省では珍しい姿勢で長くキスするカップルを選ぶ
「異色キス大会」が開かれ話題となりました。
男性が女性を持ち上げた状態で最も長くキスを交わすカップルを選ぶのですが、
参加者は様々な姿勢でキスをしなければならず、
一番長い時間同じ姿勢を維持したカップルが1位になります。
中国の「恋人の日」である七夕には安徽省だけでなく、
多くの地域でキス大会を開催するそう。
中国政府は西洋の風習であるバレンタインデーより
中国の伝統風習である七夕を恋人の日に記念し奨励するからだそうです。
そのため、地方自治体は名節のようなこの日を記念して大会を開き、
約5000元(約76,000円)を賞金として提供しています。
歴代優勝者の中には2時間43分間キスを続け、
最長時間記録を立てたカップルも。
3.昆虫食い大会
2019年、雲南省麗江の千古清観光地では
昆虫の天ぷらを食べる大会が開催され、注目を集めました。
竹虫、水とんぼ、蚕のさなぎなど様々な昆虫が天ぷらの材料として使われました。
最後には重慶から来た参加者が5分間で1kgの昆虫を食べて優勝し、
銭古慶観光地から純金ゴールドバーを副賞としてもらいました。
昆虫の天ぷらは中国人に愛されるおやつとしても有名。
中国の夜市場に足を運べば、
昆虫の天ぷらコーナーを目にすることができます。
もちろんビジュアルには嫌悪感があるものの、
食材コストはそれほどかからない上、たんぱく質が豊富であるために
各地方政府がこれを礼賛し、広く普及しているとのこと。
昆虫食い大会も人々の昆虫に対する偏見を破り、
昆虫食を広めることを目的に開催されています。
4. 大型月餅食い大会
湖南省長西市では毎年、月餅早食い大会が開かれます。
大会の規則は10インチの大きさ、2kgの月餅を30分間で
一番早く食べた人が優勝することです。
これは中国最大の祝日である中秋節を記念するために開かれた大会で
月餅生産企業の販促イベントのために企画されたとのこと。
昨年は湖南省の挑戦者が28分で月餅を全部平らげて優勝トロフィーを獲得しました。
5.鎖骨にコインを積む大会
重慶市のあるプールでは訪れた避暑客を対象に、鎖骨にコインを積む大会が開かれました。
鎖骨が凹む人ほどより多くのコインを積んで優勝する方式です。
痩せた体を好む中国では際立った鎖骨が理想的な体型の象徴とされ、
このようなチャレンジが流行っているようです。
銅貨だけでなく鎖骨に水を注ぎ、魚を乗せた後、長い間姿勢を維持したりも。
もちろん楽しそうだと多くの挑戦者が押し寄せましたが
ネット民からはやせ細った体を助長するという否定的な見方もありました。
この大会はプールの利用客を集めるためのイベントの一環として企画され、
優勝者には無料入場券が副賞として提供されました。
6.片手でブラ解き大会
2016年、中国·柳州市のある大型ショッピングモールでは
女性のブラジャーを片手で短時間で解く大会が開催されました。
女性モデルたちは下着だけ履いたまま後ろ向きになり、
挑戦者たちは短い時間で6人のモデルのブラジャーを
全て外せば勝利を獲得する大会でした。
最終優勝者は14秒で6人のフックを外した男性。
しかし、その大会の写真と映像がSNSを通じて広がり、
議論になったのでした。
中国のネットユーザーは「中国の恥だ」「白昼にデパートの前で正気か」などと非難。
特に未成年者たちも多い大型ショッピングモールで
このような大会が行われ、眉をひそめるように。
ただ人々の目を集めるためだけにあまりにも刺激的な行事や
大会がむやみに生まれるのはいかがなものかとも思いますが…。
とはいえ、さすが中国といったところでしょうか。
日本では考えられないような大会がばかりですね。