コンクリートの「○」模様の作り方…
職人の地道な作業で作られていた…
コンクリートの「○」模様
坂道や立体駐車場で『○』模様のコンクリートを見かけませんか?
これは斜面が滑らないように工夫された舗装面です。
またコンクリートの耐久性、衝撃性、
摩耗性もアップする優れた模様なのです。
何気なく通行している人がほとんどだと思いますが、
あの均等に並べられた模様はどのようにしてつけられているのでしょう?
実は職人さんの地道な作業によってできた模様だったのです。
模様ができるまで
広い舗装面の上の部分にはすでに模様が均等に並んでいます。
下の部分を3人の職人さんがコテを使ってキレイに均していきます。
作業は壁ではなく床なので腰がつらそうですね。
次に大きなハケを持った作業員の方が、
表面のコンクリートを削りながら均していきます。
せっかくコンクリートを手作業で均したのに、
なぜこのような作業をするのでしょう?
職人の地道な作業
実はあの円形、上からスタンプのように付けるのではなく、
すでに埋まっていたようです。
職人さんが埋まった型を手際よく取り出しています。
そして後にはあのキレイな円形模様が残りました。
引用:https://youtu.be/SVsaEmuFCtg
また、型を抜くときは順番に掘り出すのではなく、
コンクリートの微妙な固まり具合で判断しているようです。
職人さんの腕にはたくさんの輪がありますが、
1つ1つ人の手で作られているとは思いませんでした。
安全のために舗装されたあの円形は
職人さんの地道な作業で出来ていたのですね。