4年間、カラスに餌をあげつづけた少女…
カラスの恩返しのような実話が話題に…
恩返しと聞けば、思い浮かぶのは「鶴の恩返し」ですね。
話の解釈は人それぞれ違えども、
コンセプトは良いことをしたら良いことが返ってくる
という因果応報ではないでしょうか。
そんな鶴の恩返しならぬ、
「カラスの恩返し」とも言えるストーリーを紹介します。
4年間、カラスに餌をあげつづけた少女
ある少女が4年間、カラスにエサを与え続けていると、
そのカラスがイヤリングやビーズといった
気の利いた貢物を持ってくるようになったというのです。
シアトルに住むギャビー・マンちゃんは、
カラスが大好きでカラスにエサを与え続けていました。
自宅の庭で6歳の頃から毎日、
カラスにエサをあげるようになりました。
すると、カラスがちょっとした貢物を
運んでくるようになったのです。
驚いたことにカラスはイヤリングや
ビーズ、キラキラ光るきれいな石といった、
いかにも女の子が好きそうな物を選んで持ってくるのです。
普通なら、残飯などのカラスが好むものを
持ってきそうなものなのに・・・。
そして、今までもらった60以上のプレゼントのなかで、
ギャビーちゃんの一番のお気に入りは、
ハート型のパールのペンダント・トップです。
そんなカラスの恩返しについて
野鳥研究家のジョン・マーズラフ氏が見解を述べています。
「今までに、いくつか類似した話を耳にした事があります。
少女が受け取った貢物はただの偶然ではなく、
カラスと彼女はお互いのシグナルを理解して、
相互間にコミュニケーションが取れているのです」
と語りました。
どうやら「カラスの恩返し」は実際に存在するようですね。
全身が真っ黒なだけに昔からカラスは
悪魔や魔女の使いや化身、
または悪や不吉な物の象徴として
描かれることが多くありました。
しかし、少女とカラスの交流を聞くと
「おとぎ話」のようでカラスのイメージが
一新されるかもしれませんね。
良いことをしたら良いことが返ってくる
とても素敵なお話ですね。