美しいけど危険な世界の湖5選…
美しさに騙されてはいけないと話題に…
美しいけど危険な世界の湖5選
世界中に存在するあまりにも美しすぎる湖の数々。
旅行先でそんな湖に遭遇したらあなたはどうするでしょう。
インスタ映えまちがいなしの美しすぎる湖。
中に入って記念撮影!なんて方も多いのでは?
しかし、その湖のうちのいくつもが
足を踏み入れてはいけない危険なものなのです。
今回は美しいけど危険な世界の湖を紹介します。
1.ブルーラグーン
イギリスにあるブルーラグーン。
南国のように美しいこの湖は触れると肌や目のかゆみ、
胃の病気や最近汚染などが起こります。
昔、鉱物の採掘場だったため、
採掘時に出る石灰石が結晶化して雨水がたまり、湖となりました。
なんと水素イオン濃度を示すベーハー値は洗濯用の漂白剤と同じレベル。
この湖はアイスランドにある世界最大の露天風呂と同じですが
決して間違えないように。
イジェン湖
インドネシアで死の湖と呼ばれるイジェン湖。
なんとこの水には超高濃度の硫酸が溶け込んでおり、
浴びたら即アウトな危険な湖なのです。
近くにある活火山では大量の硫酸による炎色反応で
青い火山を見ることができるほどです。
写真などで見る分には美しい光景かもしれませんが
絶対に近づきたくはない場所ですね。
3.ナトロン湖
タンザニアにある赤い色をした炎の湖はナトロン湖と言います。
ここは水は流れてきますが流れていく場所がなく
ミネラルや塩分がひたすら溜まり続けています。
きついアルカリ性で湖の近くに木が生えることはありません。
塩分濃度は8%にも及び、海の濃度が3%であることを考えると
その恐ろしさがわかります。
湖に落ちた生物は腐らずに石灰化して石のように
そのままの姿で固まってしまうとか・・・
4.キブ湖
ルワンダのキブ湖には地下に大量のマグマが存在します。
炭酸ガスが溶け込んだ水は比重が重く、湖の底に溜まっていき、
下層にガス濃度が高い水が存在する状態になっています。
なんらかのきっかけでガスが噴出すると湖の周辺は酸素がなくなり、
人や家畜などの動物は窒息死してしまいます。
キブ湖ではありませんが別の小さな湖でその現象が起きた時は
一瞬で村が消失したと言います。
巨大なキブ湖ではいったいどれほどの被害になるのでしょうか・・・
現在、ガスの抜き取り作業が進行しているそうですが
作業中はくれぐれも気をつけてほしいものです。
5.小セミャチク火山の噴火口の湖
ロシアにある小セミャチク火山の噴火口の湖は
鮮やかで美しいトルコ色をしています。
しかし、この湖は400年ほど前に起きた激しい地中爆発によって生じた酸性湖で
硫酸などが大量に含まれています。
酸性が強すぎるせいで雪が降っても凍ることがありません。
活火山で1952年に噴火している為、近づくことも危険な湖です。
美しさに騙されてはいけないという事がよくわかりますね。
皆さんもどこかに旅行などに行った時、
もし美しい湖を発見したとしても感情のままに近づいてはいけません。
ネットでの反応
・インスタ蠅どもが少しでも減るといいね。
・硫酸の湖はさすがに怖い。
・こんな恐ろしいところでもインスタ女子は喜んで撮影するのだろうか・・・