糖尿病の初期症状の危険なサイン…
その症状は糖尿病を疑うべき症状かも…
糖尿病は初期段階では症状の出方も様々なため、
病気を自覚しにくいと言われますが
自覚した時には症状が進んで
重度になっているケースも珍しくないそうです。
しかし、初期症状で気づくことができれば
普通の人と変わらない状態まで回復させることも可能です。
そこで今回は糖尿病の初期症状の危険なサインを紹介します。
糖尿病とは
糖尿病は血中インスリン値や血糖値が異常となる糖尿病です。
糖尿病といっても2つのタイプがあります。
1型糖尿病は主に自己免疫によって起こる病気です。
小児期に起こることが多いため、
小児糖尿病とも呼ばれます。
インスリン生成ができないために
自分でインスリン注射を打たなければなりません。
2型糖尿病は1型よりも症例が多く、
ストレス、肥満、運動不足、暴飲暴食などの
ライフスタイルの乱れが主な原因となって起こります。
糖尿病の初期症状の危険なサイン
体重が減っていく
普段と変わらない食生活を送っているのに体重がどんどん減っていく。
そういった症状が出るのは体に必要な血糖が
上手くエネルギーとして消費されていないことが原因かもしれません。
食事を変えていないのに体重減少がある場合、
糖尿病が重症化しているサインかもしれません。
すぐに疲れる
体がだるくて疲れやすい、やる気はあるのに体はだるい、
疲れてすぐに横になりたくなるという症状が出ます。
視界のぼやけ
目がかすむ、ぼやけるという方は
もしかしたら糖尿病かもしれません。
糖尿病の治療とともにぼやけは解消されますが
糖尿病が悪化してしまうと失明する可能性もあります。
喉が渇きやすいのに何度もトイレに行きたくなる
糖尿病の代表的症状の一つに喉の渇きがあげられます。
これは高血糖により体内の浸透圧が上がり、
水分を十分に飲んでいても体内に吸収されず、
尿として出てしまうのが原因です。
1日平均だと7回ぐらいが普通なのですが、
特に膀胱に問題がないのに10回以上トイレに行くのであれば
糖尿病の可能性があります。
空腹が続く
食べてもすぐにお腹が空く、
空腹を感じているというのも糖尿病の症状の一つです。
傷が治りにくい
糖尿病を発症するということは血中の糖分が増えるため、
血液が凝固しにくくなります。
例えば糖尿病の方が歯の治療を行なった場合、
傷がふさがりにくい、出血が止まりにくい、
感染を起こしやすいなどの問題が起きる場合があります。
肌のかゆみ
むくみやかゆみかさつきが続くようなら
糖尿病の可能性があります。
特に唇や陰部などの皮膚の薄い部分には
症状が出やすいと言われています。
痺れ
両足の痺れはもしかすると血糖値が高いのかもしれません。
心臓から一番遠い手先足先というのは
ただでさえ血液が行き渡りにくい場所なのに
さらに血行が悪いとなれば手足への血流がさらに悪くなり、
痺れるようになります。
2型糖尿病は
・40歳以上の人
・肥満
・ストレス
・家族に糖尿病の患者がいる
・激しい運動不足の人
に起こりやすいことがわかっています。
糖尿病予備軍では生活習慣の改善により
糖尿病の発症のリスクを減らすことができます。
・食事は腹八分目でやめる
・野菜を積極的に摂取する
・散歩などの運動を少しずつでも始める
・体重を5〜10%減らす
・禁煙する
・健康状態の確認のために検診を受ける
・ストレスと上手に付き合う
これらの取り組みは脳梗塞や
心筋梗塞などの病気のリスクを減らすことにも繋がります。
症状の中で思い当たる項目が多数あるならば
病院で検査してください。
ネットでの反応
・私妊娠糖尿病になり即入院になりました。
・今の職場にいたらストレスと不規則な生活で
糖尿どころか死にそうなんだが・糖尿病に限らず、45歳を過ぎたら毎年、人間ドックを受けましょう。
早期発見は、早期治療につながります。元気が一番の宝です。