謎の多い覆面パトカーの中に設置してある装備6選…
全然知らなかったと話題に…
覆面パトカーの内装を見たことある人は少ないと思います。
今回はそんな覆面パトカーの中に設置してある謎の装備を紹介します。
覆面パトカーとは
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/09/sdx.jpg?resize=400%2C210)
平時の外観は一般車両と同じ様相をしており、
緊急走行開始時や対象者検挙時にのみ、
赤色灯を露出させサイレンを鳴らすパトカーです。
パトカーであると気づかれずに
不審車両や不審人物への職務質問が出来るので
不審者を取り逃がす割合が低い。
正式には取締りに用するものを「交通取締用四輪車(反転警光灯)」、
要人警護に用するものを「警護車」、
犯罪捜査の用に供するものを捜査車両といい、
総称してこの3種を覆面パトカーと呼びます。
ただし、捜査車両の中には緊急自動車指定(騒音走行認定)を受けておらず、
着脱式赤色回転灯とサイレンを装備していない一般車両も存在する。
また覆面パトに乗務する警察官は必ずしも警察の制服を着ているとは限らず、
「私服警察官」として一般人と同じ服装てパトロールを行う場合もある。
謎の多い覆面パトカーの中に設置してある装備
できればお世話になりたくないけれど
お世話にならないとなかなか見ることができないパトカーの車内。
無線機や取締用のスピードメーターなどが
装着されていることは何となくわかるが、
それ以外にはどんな装備が備わっているのでしょうか。
1.無線機格納装置
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/09/vdf.jpg?resize=399%2C266)
取締用にかかわらずパトカーには装着されている無線機。
実は自動車メーカーが用意するのは「無線機格納装置」であり、
無線機本体ではない。一般車でいうところの
「ナビ取り付け用パッケージ」みたいなものなのです。
2.警光灯用スイッチ
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/09/vdfgfh.jpg?resize=399%2C243)
いわゆる赤色灯を点灯させるスイッチだが、
警光灯が反転する、警光灯が回転し、補助警光灯が点滅する、
サイレンにより一挙動で警光灯が反転、回転し、連動して補助警光灯が点滅する
スイッチがそれぞれ設けられています。
また、助手席足下には、足踏み式スイッチが設けられ、
これを踏むことでサイレンが鳴り、警光灯が点灯するものも設けられます。
3.ストップ装置付きスピードメーター
スピード違反の取り締まりに用いられるスピードメーターももちろん装着されます。
もちろん、これにも細かい仕様が定められているのだが、
仕様書には
「スピードメーターの表示値は40km/h~160km/hの範囲において」
という一文がある。
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/09/fvds.jpg?resize=399%2C266)
多くは語らないがどうやらそういうことらしい。
4.筆記用ランプ(LED)
違反があったときに渡される切符などを記入するための
ランプも当然必須のアイテム。
実は装着場所が指定されており、
助手席上部左側及び後部座席上部中央と決められています。
5.警棒格納装置
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/09/bfld.jpg?resize=401%2C267)
通常は腰に装着している警棒ですが
座席に座るときは邪魔になるため、
それを格納する装置が設けられています。
もちろん助手席に座る警察官も同様なので
2本分の格納場所が用意されているのです。
6.消火器
普通車ではなかなか標準装備されることがない消火器も
パトカーには必ず装着されるアイテム。
通常は助手席の下部に固定されています。
パトカーには一目で分かるものから
じっくりみないとわからないものまで
普通車とは異なる装備が多数装着されているのです。
外装上の特徴として警察無線用のアンテナがあります。
基本的には無線機を搭載していると思わせない
擬装を施したアンテナが使用され、
古くはフェンダーに取り付けるラジオアンテナを模した「F-1型アンテナ」や
パーソナル無線用のアンテナを模したタイプが使用され、
1990年代には自動車電話用アンテナを模した
「TLアンテナ」が主流となりました。
それぞれに
「本来のラジオ用アンテナは存在するため
『ラジオアンテナが2本有る』ように見える」「パーソナル無線搭載一般車両の減少」
「携帯電話の普及による自動車電話の減少と
携帯電話オプション品としての同型アンテナの普及率の低さ」
という短所から覆面パトカーの象徴の様に広く一般にも認知され、
秘匿性に欠けるため2000年代初め頃からは
車載アナログテレビのダイバーシティアンテナを模した
「TAアンテナ」に置き換わりました。
しかし、日本の地上デジタルテレビ放送の開始で
一般車両のテレビ視聴用にはフィルムアンテナが主流となったため、
TA型の秘匿性も落ちており、
警察無線用の周波数に調整したフィルムアンテナや
現在ラジオアンテナの主流であるプラスチック外装で短い棒状の通称
「ユーロアンテナ(日本アンテナ製:MG-UV-TP、WH-UV-TPなど)」が
主流となっている。
例外として一部の県警では
アマチュア無線用のホイップアンテナに擬装した
アンテナを使用している場合もあります。