昔のヨーロッパの拷問・処刑方法…
ギロチンがいかに人道的な処刑器具なのかよく分かると話題に…
昔のヨーロッパの拷問・処刑方法
人間は時として残酷になれる生き物です。
今回は昔のヨーロッパにおける拷問方法と処刑方法を紹介します。
これらの拷問器具や処刑器具を見ていると
ギロチンがいかに人道的な処刑器具なのかよく分かります。
皮剥の刑
罪人の全身の皮膚を刃物などを使って剥ぎ取る処刑法。
古代よりオリエント、地中海世界、中国など世界各地で行われていた。
全身の皮膚を失った罪人は長時間苦しんだ後に死に至ります。
執行から死に至る長時間の苦痛はもとより
皮を剥がされた人体は正視に堪えるものではありません。
そのため、見せしめとしての意味合いも大きい。
拷問として体の一部分の皮のみを剥ぐ場合もありました。
鋸挽きの刑
中世ヨーロッパにて魔女狩りで捕らえた魔女の拷問や
処刑に使われていたという鋸引きの刑とは
人間を逆さまに吊るし、股から頭にかけて
大きいノコギリで真っ二つにするという残忍な形です。
犠牲者の両足を開き、胸部を下方に位置させることで
出血の速度を緩めることが出来ます。
頭が下方になる事で血液が脳に流れ込み、
脳への酸素の供給を活発にします。
以上により痛みを鋭敏に感じさせる一方で
来るべき死を引き延ばすことが出来ます。
火刑
受刑者を火で焼いて殺す系。
受刑者は全身を焼かれて死亡するが
火傷より先に酸欠で死ぬと言われています。
薪に火がつけられるとたちまち火が燃え広がり恐ろしい業火となります。
メラメラ、パチパチという薪のはぜる音とともに
受刑者の耳を覆いたくなるような恐ろしい絶叫があたり一面にこだまします。
その時が火刑のクライマックスで見物人の多くは
我を忘れて見入っている瞬間でもあります。
やがて絶叫が止む頃には髪の毛が燃え出して
皮膚が焼けただれ、受刑者はものすごい形相のまま生き絶えます。
車輪刑
これは初期のは巨大な車輪に身体を括りつけて転がす事で
車輪の重量で押しつぶす拷問・処刑でありましたが
死に至るまでに時間がかかるため、
棘の生えた車輪を使ったり針や
茨の上を転がす処刑法へと進化していきました。
水攻め
被害者の体を椅子やテーブルに貼り付け、
鼻を鼻ばさみで塞ぎ、漏斗から大量の水を絶え間なく流し込みます。
2、3時間もすると一部は小便となって垂れ流され、
数時間もすると空腹の体の中を肛門からも吐き出されるようになります。
被害者が尿を漏らすことがないように
性器を縛ったり、尿道を塞いだりすることもあります。
限界になり、腹が以上に膨らむ。
すると逆さにされたり、腹を押されたりして水を吐かされる。
これを何度も繰り返すと被害者は最後には血を吐き出し、
その血の泡など窒息して死に至ることもあります。
串刺し刑
串刺し刑は大抵の場合、被害者の校門から杭を刺し、
その状態で死に至らしめるものです。
杭の直径によっては肛門に潤滑油を塗ったり、
ナイフで肛門を広げたりします。
刑は杭を両手でできるだけ奥まで刺し、
次に大槌でさらに入れていきます。
杭が垂直に立てられ、前もって掘られていた穴に差し込まれます。
立てられた杭のうえで受刑者は自らの体重によって
少しずつ深く刺さっていきます。
やがて杭は打ち込まれた方向にそって
脇の下、腹、背中などから出ていくというわけです。
受刑者は死ぬまでに数日かかることもあり、
3日以上苦しむこともかなりあったようです。
車裂きの刑
被処刑者の四肢を砕いて車輪に括りつけ、晒し者にする処刑です。
車輪は太陽神のイメージで死ぬまで太陽に晒す行為には
太陽神に供物をあげるという意味合いがあると考えられています。
四肢を粉砕してから車輪にくくりつける場合、
車輪に固定してから粉砕する場合、
車輪を用いて粉砕する場合など
四肢の粉砕のプロセスは時代・地域によって様々であったが
車輪の上で晒し者にされる点は共通しています。
松の木折り
古代ギリシャでは「ディアスフェンドネーゼ」(松の木折り)といい、
たわめて固定した2本の木の間に罪人を逆さ吊りに縛りつけ、
木が元に戻ろうとする力で股を裂く方法も用いられました。
最も重い死刑の形態であり、酷刑として知られています。
斬首刑
斬首は火刑よりも苦痛が軽いとされており、
死刑でも比較的軽い(生命が奪われることは変わりないが)
刑罰とされていました。
しかしながら実際には死刑執行人の腕前によっては
1度で斬首することに失敗し、
首が落ちるまで何度も斬りつけるなど
残酷な結果に終わる可能性も高かったようです。
ネットでの反応
・人間ってどこまでも優しくなれてどこまでも残酷になれる生き物ですね。
・よく、人間はこんな残酷な事を思い付くな
・のごぎりで真っ二つに切るやつ吐き気がする