AIが人の命を救う?
Facebookが自殺しそうな人を見つけるAIを開発


Facebookが自殺しそうな人を見つけるAIを開発

いまや日本人の2人に1人が使っているSNS
ここ数年で大流行し、今やなくてはならない存在となっています。

そんなSNSの代名詞ともいえるFacabookが
開発を発表した画期的なシステムが話題になっている。

その開発とは
AI(人工知能)を使って自殺しそうなユーザーを見つけ出すというもの
なんとこのシステムで人の命を救う事ができるかもしれないのだ!

AIがどうやって人生の瀬戸際にいる人を判別するかといえば、
Facebookのアルゴリズムを使い、
悲嘆に暮れる投稿、それに対する友人らからの
安否を気遣うコメントを分析して察知するのだという。

自殺の危険が極めて高いと分析された場合、
Facebookのヘルプセンターから直接、ユーザーの友人や専門家、または
自殺防止のホットラインへ繋ぐなど実際的な連携プレーが取られるという。

現在はまだ、AIに自殺と関連付けがなされた映像やイメージ、
投稿のパターンを学習させている段階だそうで、
アメリカのみでの試験的運用にとどまっています。

いのちの電話の生みの親と協同

誰にも言えないような悩みを抱えている人々を救うために、
1年に500万人以上もの悩み相談を受けている
イギリスのボランティア組織「サマリタン」はFacebookのこの取り組みを賞賛し、
協同する意思を示している。

心理分野を専門としている団体とコラボするというのだから、
このシステムはかなり本格的なものになりそうです。
引用:https://newsroom.fb.com/news/2017/03/building-a-safer-community-with-new-suicide-prevention-tools/

Facebookユーザーは賛否両論

この発表に、世界中からさまざまなコメントが寄せられた。

・AIで人の命が救えるなんてすごい!

などポジティブなコメントはもちろんだが、
意外とネガティブなコメントがたくさんあったのだ。

・Facebookに見張られているみたいで気持ち悪い

など、SNSで気軽につぶやけなくなると感じる人は少なくなかった。
また、ある意味AIが人の命をコントロールできるともとれるため、

・いつか本当に人間がロボットに支配されるんじゃないか

と心配する声もあった。

どの程度ネガティブな投稿で自殺しそうだと判断されるのかは分からないが、
ちょっと大げさな投稿をしただけで「あなたの友人が自殺しようとしていますよ」
なんて友達に通報されたりしたらたまったもんじゃない。

そう考えると、
確かに今よりも気軽につぶやきづらくなってしまうかもしれない、、、

とはいえ、人に話せないことをSNSに書き出すことで安心する人もいるので、
内なる心の叫びに気付いてあげることで救える人はきっといると思います

こういう話に批判はつきものですが、
周りの人間ではなくAIに命を救われる日もそう遠くはないかもしれませんね。

あなたにオススメの記事

⇒ Facebook乗っ取り被害の実態…こんなメッセージに要注意!