被害額10億円?…
閉鎖されたフリーブックスに新たな疑惑が浮上…
ユーザー投稿を装い運営が全て投稿していた可能性
大量の漫画が違法にアップされていたとして
話題になっていたフリーブックスというサイト。
5月はじめに話題になるも口コミで広がりすぎたため閉鎖。
フリーブックスはユーザーが書籍を投稿するというスタイルを取り、
通報があれば随時コンテンツを削除していくというものだった。
しかし、フリーブックスに投稿されていた5万点もの書籍コンテンツは
全て運営側が投稿していた可能性があると報じられている。
NNNストレイトニュースによると、
表向きはユーザーが作品を投稿している風に見せかけていたが、
実際は投稿することが出来なかったという。
ユーザー投稿画面は一応作られていらもののダミーの可能性ということになる。
運営がユーザーを装い5万点もの書籍をアップ可能性が高いとみている。
複数の出版社は著作権法違反として警視庁に相談し、
今後被害届を出すことも検討。
被害総額は10億円と言われている。
引用:http://gogotsu.com/archives/28843
フリーブックスが閉鎖された理由
フリーブックスは2016年に創設されたWebページで、
その使いやすさから近年かなりのユーザーが利用してました。
サイト内の説明によると、
「自作の漫画コミック・雑誌・同人誌・小説を自由に投稿し
皆で共有&読み放題にできるファイル投稿共有サイト」
と説明されています。
しかし実際のところ、
自作コミックなどをアップロードすることはできません。
アップロードするというページは存在しますが、
それはただのハリボテで実際にアップロードに成功したという人はいません。
では、このサイトでは何ができるのか?
それは無料で書物が読めることなのです。
結局のところ、作品をアップロードしているのは全て運営側。
もちろんこのような行為は違法ですし、絶対にやってはいけません。
そして、このフリーブックスが突如として閉鎖されました。
アクセスすると、そのトップページには
「当サイトは閉鎖致しました。
短い間では御座いましたが皆様ありがとうございました。」
と短い文章が日本語・英語で掲載されています。
では、なぜこのサイトが閉鎖されてしまったのでしょうか?
考えられる原因は3つあります。
- 度重なるサーバーへの攻撃
- 注目を集めすぎてこれ以上の運営は危険だと判断
- ノウハウが確立されているため、いつでも再開できると判断
1についてですが、
違法なサイトなだけにフリーブックスのサーバーへ
何かしらの負荷がかかるような攻撃を受けていた可能性も考えられます。
これが原因でサイトが閉鎖されたということも大いに考えられるでしょう。
次に、2についてですが、
違法なサイトは過度に注目を集めてしまうと、
色々な人の目に触れ、逮捕されるリスクが高くなります。
そのため、危険だと判断した場合は、もちろんサイトを閉鎖します。
最後に3についてですが、
これはもうすでに行われているのかもしれません。
名前を変えて同じ手法でいつでも再開が可能だと判断した場合、
サイトを閉鎖し、別の名前の同じようなサイトを作っている可能性も考えられます。
何故違法サイトが存在するのか?
海賊版の漫画や動画コンテンツを巡っては様々な議論が行われています。
著作権に関する法律も目まぐるしく変動する環境にあわせて、
変化を余儀なくされているのも事実です。
2010年、個人利用の範囲であっても、
違法に配信されたものであることを知りながら、
ダウンロードするという行為は違法になりましたが、刑罰は存在していませんでした。
しかし、フリーブックスだけでなく
世界的なコンテンツの無料化の流れを止めることは非常に難しい。
いくら法整備をしたところで軽々と抜け穴を見つけられてしまうからです。
根元を根絶やしにするか情報そのものを遮断するかして
環境自体を変えるようなことをしない限り、
このようないたちごっこは延々と続いていきます。
ただ、フリーブックスが急激に注目を集めた結果として
閉鎖に追い込まれたようにネット上で話題となることで
多少ではありますが、運営側がやりづらくなる可能性もあります。
たとえそれが先の見えないいたちごっこだったとしても
声を挙げることは決して無駄ではありません。
ネットでの反応
・こういうの使ったらなんか人に戻れない気がして使ってない
聖人なのか小心者なのか・5万点ってすげーな
運営何人いたんだよ
組織犯罪だなこれ・被害額xx円って言うけど
こんなとこ利用する奴は端からコンテンツ閲覧に金落とす気なんかないんだから実質0円じゃね?