中学生が150万払わされて不登校になったいじめ問題…
教育委員会の「いじめ認定できず」に署名活動へ発展…




学校は、勉強や社会生活などを学ぶ場所で
中学までは義務教育ですよね。

人と人との関係を学ぶ場所でもある学校ですが、
ある問題が近年頻繁に取りだたされています。

それがいじめです。

精神的に未熟な為か、

「自分と合わない他者の文句を言う」
「暴力や金銭の要求をする」

など、いじめの内容は様々です。

ただ、何も言えない人を対象に精神的に追い詰めていく。
そのいじめに対して周りは見て見ぬフリをする。

そうした負のループがいじめを助長させていますよね。

横浜では中学生が150万もの金額を要求されて払わされた挙句、
不登校になったにもかかわらず、
横浜市の教育委員会は「いじめの事実は認定できない」と判断。

その判断にSNSで多数の疑問の声があがっているんです。

中学生が150万払わされて不登校になったいじめ問題

福島県で第一原発事故が起きた後に
福島県から横浜市に自主避難した中学1年生は
避難直後の小学2年生からいじめを受け、
小学5年生の頃から同級生たちに総額150万円もの大金を払わされたとされています。

同級生たちから「賠償金をもらっているだろう。」などと言われ、
1回につき5万から10万のお金を自宅から持ち出していたとのこと。

なぜこんな金額になるまで親が気づかなかったのかという疑問もありますが、
今の時代は放任主義なのでしょうか・・。

横浜市教育委員会の「いじめ認定できず」に署名活動へ発展…

生徒の両親が150万円ほど払わされたと主張しているのに対して、
学校側は8万円分しか確認できなかった。と回答しており、
両者の主張に食い違いがみられています。

横浜市の第三者委員会では2016年11月に
いじめを逃れる為に金銭を渡していた。と指摘しましたが、
奢ったり奢られるといった関係がいじめとは認定できないとしています。

横浜市の教育委員会は「両親側と学校側の主張する金額が違うこと」
「加害者とされる生徒たちが奢ってもらったと主張していること」
などのことを踏まえた上で今回の結論に至ったようです。

「いじめと認定しない」との報告を受けた生徒側は
認定を求める要望書を横浜市長宛に提出。

被害にあったとされる生徒は、

「またいじめが始まると思って何もできずに
ただ怖くて仕方なくて、お金を出した」

とその時の思いを綴っています。

公平な立場であるべき人間が守りたいものってなんでしょう。
人の命や尊厳以上なものってあるのでしょうか・・・

この出来事に対してChange.orgでは
ネット上でのオンライン署名が開始されました。

この署名は現在6459人もの賛同者を集めていて
時間が経つにつれてどんどん増えています。
このオンライン署名は横浜市の教育委員会に届けられる予定になっています。

まだまだこの先の展開が気になる出来事ですが、
被害を受けたとされる生徒の心の傷が
一刻も早く癒えるのを願っています。

ネットでの反応

・教育委員会にバカ言うないじめに決まってんだろって
大人が抗議してるとこをいじめられた子にちゃんと見せないと
その子は社会にも見捨てられたと思うよ。
神奈川県の人、アクション起こすなら私も賛同します。

・小学生が1回 5~10万円を
「おごりおごられる関係でいじめとは認定できない」
本気でそう思っているなら教育長やめた方がいい。
「異常です」

・何と括ればいいのか言葉がみつからないが、
公の仕事をしている種類の人たちは事実を認めたがらないようだ。
常識とかけ離れていても何かを守ろうとする。
全く他人事であり、非情さを感じる。

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