健康保険証に記載された数字の秘密…
数字に隠された意味が話題に…
医療費を一部負担してもらうための証明書である『保険証』。
基本的には医療費のうち、
患者さんが支払うのは負担割合に応じた一部のみで
残りの費用は保険証の発行元に請求される制度です。
この制度に利用するために必要となる保険証を
じっくり見たことのある人ってそれほどいないかと思います。
そんな保険証にはたくさんの種類があり、
その中に記載されている数字や記号には我々があまり知らないような、
いわば暗号のようなものが記載されてます。
その中でも保険証を取り扱う職業の人たちのみ知る内容もあるのだとか・・・
今回はそんな保険証について記載されている内容の秘密を紹介します。
健康保険証に記載された番号の秘密
保険証の色・形が持ってる人によって違う
保険証には様々な色や形の健康保険証があります。
職業や年齢により、健康保険証の発行元が異なるのです。
この健康保険証がどこで発行されたのかを知るには
健康保険証を見ると一目瞭然です。
健康保険証に「保険者名称」もしくは「保険者」と書かれています。
ここに書かれている名前が、健康保険証の発行元となっています。
国民健康保険・後期高齢者医療は
「保険者 ○○市(○○町・村)」と書かれています。
健康保険証の発行元(保険者)により、手続き方法や
お申し込み用紙などが異なるからです。
健康保険について質問などがあった場合は
健康保険証の発行元に連絡をしましょう。
保険証に書かれている3つの数字
健康保険証には「記号」「番号」「保険者番号」の3種類が書かれています。
協会けんぽが発行している健康保険証の「記号」「番号」「保険者番号」は
次のような内容となっています。
■記号
事業所ごとに数字が割り振られています。
職場が同じ方は、同じ数字が書かれています。
■番号
事業所にお勤めの被保険者ごとに数字が割り振られており、
被保険者本人と、扶養家族は同じ数字が書かれています。
■保険者番号
保険証の発行元(保険者)ごとに数字が割り振られており、
保険証の発行元が同じ方は同じ数字が書かれています。
協会けんぽは都道府県ごとに異なる数字が割り振られています。
実はこの【記号】と【番号】は機関によって順番に付けられる番号なのですが、
【保険者番号】にはある情報が記載されていたのです。
その記載されている情報の一覧はこちら。
まず法別番号に書かれる数字には
加入団体で分けて数字を割り振られます。
次の3桁目、4桁目は都道府県を示しています。
残りの『実施期間番号』と『検証番号』については
各機関ごとに数字を割り振るとのことです。
なんと保険証を詳しく知っている人は記載されている【保険者番号】を見ると、
だいたいどんな職に就いているのかわかるんだとか・・・
国より支給される証明書には
私たちの知らない『暗号』の様なものが記載されていることが多いようです。
皆さんも証明書に記載される数字について、
調べてみると面白いかもしれませんね。
ネットでの反応
・保険証って、色々分かって怖いな。
・保険証は、他人に見せてはいけない。
・おいおい保険証出す度に船乗りだってバレてたのか・・・
・30過ぎて親の扶養外れてないないやつとか
ザラにいるからやめてやれよ・06だと看護師の対応が良くなるらしいね