人間の身勝手で飼われ、捨てられたライオン…
彼が毛布を手放せない理由に涙…
アメリカ・テキサス州で起きたとても悲しい出来事。
「ライオン・キング」を見た子供たちが「シンバ」が欲しいと言い出し、
子供たちの為に違法に子供のライオンを購入した男性がいました。
親から無理やり引き離され、男性の元へやってきた「ランバート」。
しかし、素人がライオンを育てるのはとても困難です。
その為、わずか生後3ヶ月という小さいライオンを
育てる事が出来ず施設に相談する事になったのです。
人間の身勝手で飼われ、捨てられたライオン
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/12/2-4-1.jpg?resize=400%2C250)
ランバートを引き受けてくれたのは動物保護団体のスタッフのヴィッキーさんです。
殺処分という最悪の事態は免れる事ができましたが、
人間と一緒に暮らしてきたランバートはすでに人間に慣れすぎてしまっており、
野生には戻す事はできない状態になっていたのです。
幼いランバートは保護施設に到着すると、
初めての場所で不安になり落ち着き無く歩き回ります。
夜になっても眠れず精神的にも不安定に
なってきたランバートを見かねた飼育員さん。
ランバートが昔人間と一緒のベットで寝ていたことを
聞いていたため、同じように毛布を1枚与えてみました。
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すると当時の事を思い出したかのように安心して眠りにつき、
その後も落ち着かなくなることも少なくなっていったといいます。
それから段々と元気を取り戻すランバートは、
飼育員さんの愛情を受けながらすくすくと成長していきます。
彼が毛布を手放せない理由に涙
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/12/5-2.jpg?resize=400%2C250)
小さかったランバートも今では立派に大人です。
タテガミもふさふさになり、
水場やスケボーで元気いっぱいに遊ぶ姿も見受けられるそうです。
しかし、いまだに毛布を手離すことができない
ランバートの心の傷を想うと胸が痛みますね。
ランバートは野生に戻る事はできなくなり、
家族に捨てられ不安な日々を過ごしてきました。
![](https://i0.wp.com/kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/12/8-2.jpg?resize=399%2C249)
しかし毛布1枚で当時の事を思いだし、
安心する事が出来るというのです。
「育てられない、飽きた、大きくなりすぎた」
自分たちの欲望のままに動物を飼い、
そして最低な理由で動物を捨てる人間。
その身勝手な行動で野生にも戻れず、
家族を無くしてしまう動物は後を絶ちません。
ライオンも犬も猫も一緒です。
家族に迎え入れるなら
「死ぬその時まで絶対に一緒に」という覚悟をしてから、
家族に迎え入れなければなりませんね。