世界には馬鹿げた法律が数多く存在します。

中には笑えるものもいくつかありますが、
人種差別や個人の自由に関する疑問を投げかけるものも多く、
信じられないような時代錯誤的なものもあります。

今回はそんな世界に存在する信じられない法律を紹介します。


世界に存在する信じられない法律

日曜日に未婚の女性がスカイダイビングしてはいけない(アメリカ)

あまりにも馬鹿げた法律であると言えますが、
例えば日曜日に家族や友人、
もしくは恋人とスカイダイビングをしようと計画しても、
グループの中に未婚の女性が1人でもいた場合には台無しになります。

日曜日に未婚の女性というと日本人なら家の掃除をしたり、
スーパーに一週間分の食材を買いに行ったりというのが
ごく一般的かと思うのですが、どうやらアメリカ人のある女性は
スカイダイビングをし、人に何かしらの迷惑をかけたのでしょう。
そこでこの法律が生まれたと考えられます。

しかし、これはただ昔の法律が慣例となってしまっているだけのもので、
現在では厳密に守られているわけではありません。
近いうちに廃止されるかもしれません。

家畜とはできるが野生動物とはできない(イラン)

動物といたす事に関して興味がある人は世界にどれほどいるのでしょうか。

イランでは野生動物と性行為することは安全のため許されていませんが、
なぜか相手が家畜やペットである場合は全く違法ではありません。

イランだけでなく、メキシコ、タイ、ブラジル、ハンガリー、
フィンランド、ルーマニアなどでも信じられないことに
人間が動物と性行為するのは合法です。

既婚女性はワインを1杯以上飲んではいけない(ボリビア)

お酒好きとくにワイン好きな女性が聞いたら発狂ものです。
結婚したらお酒の量を法的に決められるなんて事もあります。

多くの国で道徳的な理由をもとに飲酒に関する奇妙な法律を制定していますが、
ラパスでは既婚女性は通常グラス1杯以上のワインを飲むことができません。

一方、男性はバーや公共の場で好きなだけお酒を飲むことができます。

悪態をつく、叫ぶ、つばを吐くなどの行為は禁止(カナダ)

カナダ西部のアルバータ州は
温暖な気候と豊かな鉱山資源で知られています。

しかしもし公共の場で唾を吐けば75ドルの罰金を請求され、
悪態をついたり人に向かって叫んだりすれば150ドルの罰金です。

また同じ容疑で再び逮捕された場合の罰金は250ドルにふくれあがります。

マナーを守り、街を美しく保つのは大切なことですが、
結果として住民の自由は失われます。

犬の顔にイタズラをしてはいけない(アメリカ)

犬に虐待を働く人も世界にいる中、その存在を尊重するのは素晴らしいですが
行き過ぎるとそれは正直バカらしいことにも思えます。

オクラホマ州では住民よりも犬の権利のほうが尊重されています。

犬の顔にイタズラをして犬が死んだりするわけではなく、
犬と楽しく遊んでいる途中でそのような状況になるということもありますが、
そんな場合でも罰金が科されます。

不細工な馬に乗ると300ドルかかる(アメリカ)

かつてアメリカにおける主な交通手段は馬だったため、
馬に関するさまざまな法律が存在します。

その中でも最も奇妙なものは醜い顔の馬に乗った者には
300ドルの罰金を科すというものです。

馬の美醜を誰が決めるのかは定かではなく、
またこのように忠実で心優しい動物に対して大変失礼です。

犬をしつけてはいけない(アメリカ)

犬は非常に賢く、さまざまなことを学習して記憶しますが、
ハートフォードでは犬を訓練するのが禁じられています。

しかし排泄や遊びの間も犬は勝手に学習しているはずなので、
この法律はほとんど意味をなしていないと言えます。

日曜日に試合をするのに免許が必要(アメリカ)

テネシー州では日曜日に子供が
何かの試合に参加する際、免許証が必要です。

免許を持たないテネシー州の子供たちは
いったいどんな日曜日を過ごしているのでしょう?

自発的な活動はかなり制限されてしまうはずです。

妊婦はどこでも排尿してよい(イギリス)

イギリスに住む人にアドバイスしておきたいのは
妊婦を見かけたらすぐに側から離れるべきだということです。

イギリスの妊婦は必要があれば
どこでも好きなところで排尿することができます。

しかし妊婦であるとはいえ文明社会の一員であることに変わりはないので、
公共の場で排尿してしまうというのは考えものです。

入れ歯を入れるのに夫の許可が必要(アメリカ)

古くから男性の方が上、女性の方が下という格差はありました。

バーモント州では、妻が入れ歯を入れる際、
信じられないことに夫の許可を取る必要があります。

女性の自由と男女の平等が叫ばれるようになって久しいですが、
女性の歯は依然として夫の管轄下にあります。

同様にミシガン州では夫の許可が得られない限り
髪を切ることができないという法律が依然として存在しています。

母親が娘の髪にパーマをかけるのに免許が必要(アメリカ)

ネブラスカ州では州の免許証を取得するまで
娘の髪にパーマをかけることは許されません。

子供の髪を整えるために免許がいるなんて信じられませんが、
ネブラスカ州の母親たちは今もこの法律を守っています。

防弾チョッキを着ている時に人を殺してはいけない(アメリカ)

ニュージャージー州では、防弾チョッキを着用中に人を殺してはいけません。

防弾チョッキを着ていない時でも人を殺してはいけないことに変わりはないので
ニュージャージー州の裁判所はこの法律が
かなり狂ったものであることに一刻も早く気がつくべきです。

日曜日に踊ってはいけない(アメリカ)

どんなにダンスを愛していても
日曜日にサウスカロライナ州で踊るのは違法で罰金が科せられます。

日曜日は休日で、完全に自由に過ごすことのできる時間であるはずなのに、
これは本当に奇妙な法律です。

この法律は旅行者にも適用されます。

女性は車を運転することができない(サウジアラビア)

車の運転の上手い下手は誰にでもあります。男性にもあります。
けれどこの国ではそんなの関係なしに女性だけ運転が出来ません。

この現代社会において人間の自由を無視するこの愚かな規範と
価値観が生き残っていることに驚きます。

ネットでの反応

・アメリカの法律おかしすぎw

・日本ってまともな国だったんだな!

・頭おかしい法律ばっか。

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