消えたマレーシア航空370便…
報告書の矛盾点と新たに見つかった事実が話題に…
消えたマレーシア航空370便
2014年3月8日、マレーシアの首都のクアラルンプールを飛び立ち、
北京へ向かったマレーシア航空370便は離陸して
約50分後にレーダーから消え、行方不明となりました。
事故からもうすぐ5年経過しますが、
今なお機体も発見されず、
乗員乗客239名の安否もわかっていません。
消息不明になったマレーシア航空370便は
インド洋に墜落したと推測されていますが、
墜落した原因も不明のままです。
報告書の矛盾点
2018年4月、マレーシア政府が提出した最終報告書でも
この事件の全貌を解明できていないことが記載されていました。
近年注目されている説は
マレーシア航空370便が航空機と接触した直後に
消息をたったというものです。
具体的にいうとマレーシア航空370便の無線が
マレーシア政府によって傍受されて、
意図的に戦闘機に墜落させられた可能性が浮上しているのです。
最終報告書では370便は一時期、
約1万7739m上空を飛行していたと書かれています。
しかし軍事技術開発者によるとボーイング機は
通常約1万3411m以上高く飛ぶことは物理的に無理なのだとか。
マレーシア空軍レーダーが捉えた370便を脅威と判定して、
マレーシア空軍の戦闘機が撃墜、
事件を隠蔽したのではないかと噂になっています。
最終報告書に不備な点が多いと指摘されたのも
隠蔽のため全ての情報を開示していなかったからなのでしょうか。
新たに見つかった事実
2018年9月3日、海外の複数のメディアによると
技術者のイアン・ウィルスという人物から
英紙『Daily Star』に370便らしき物体を発見したとの情報が
寄せられたと報じられました。
ウィルソン氏によるとグーグルマップで
370便の行方を追跡していたところ、
そっくりの機体をカンボジアの森の中で発見したというのです。
マレーシア航空370便の当初の予定ではカンボジア上空を飛行するルートでした。
しかし軍のフライトレーダーの分析結果で370便はなんらかの理由で
予定航路とは反対のルートに進んでいたことが判明しています。
軍のフライトレーダーの分析を裏付けるように
2015年7月29日にフランス領レユニオンで
ボーイング777の残骸が発見されました。
マレーシアのナジブ首相は機体のID番号が刻印された
金属プレートが不自然に欠損していたにも関わらず、
これをマレーシア航空370便の一部だと発表したのです。
370便の独立調査団体を率いるヴィクター・イアネロ氏は
データログに手を加えた痕跡があると考えているそうです。
しかも本来のルートと逆の方向に飛んでいたことを証明した
フライトレーダーのデーターも
全てが公開されているわけではありませんでした。
当時、南シナ海では飛行機の残骸の目撃情報が
相次いで寄せられていました。
しかしマレーシア当局が根拠もなく否定したため、
詳しい調査は行われていないのです。
また370便の失踪当日、
ベトナム海域にある石油掘削施設で働いていた
ニュージーランド人の男性が夜空に
火の玉になって落ちる飛行物体を目撃しています。
男性の目撃情報は370便がレーダーから消えた時間、
方角共に一致していました。
しかし、ベトナム当局に情報提供後、
明確な理由もなく職場を解雇されています。
消えたマレーシア航空370便はなんらかの事態が発生して
インド洋ではなく南シナ海に墜落した可能性が高いのかもしれません。
遺族たちは訴訟で情報公開を求めていますが、
マレーシア航空もマレーシア政府も応じていません。
239名の犠牲者と遺族のためにも
真相を明らかにすべきだではないでしょうか。