ミラーレス車のメリット・デメリット…
意外と知らないと話題に…


ミラーレス車とは

ミラーレス車ではサイドミラーやバックミラーの代わりに
搭載されたカメラで外部をモニタリングし、
車内のモニターでカメラ映像を確認する仕組みです。

今までの法律ではサイドミラーやバックミラーの設置が義務付けられていましたが
日本では2016年6月から正式に許可されました。

今後、サイドミラーを装着しないミラーレス車が普及する見通しです。
そこで今回はミラーレス車のメリット・デメリットを紹介します。

ミラーレス車のメリット

1.死角がなくなる

これまでのサイドミラーだと死角があり、
気をつけていても交通事故になることがありました。

車に装着されたいくつものカメラで車外をモニタリングし、
その映像を車内に取り込むことで資格をなくすことができます。

そうすることで従来のサイドミラーの死角がなくなり、
事故防止につながるというわけです。

2.暗い場所でも映像が鮮明

夜間・暗い場所では車外の様子を確認する際に不便を感じませんか?

ミラーレス車の場合、
カメラの感度を調整することで明るくなり、安全に走行することが出来ます。

3.接触防止に繋がる

狭い道での走行で困らされる車幅も
サイドミラーがなくなることで運転もしやすくなります。

今までいちいち折りたたみ走行していた手間も省けます。

4.騒音がなくなる

サイドミラーがなくなることにより空気抵抗(エアロダイナミクス)が削減し、
風切音も今までよりも削減することになります。

5.軽量化=燃費向上

二酸化炭素の排出量が削減され、燃費向上が期待されると同時に
車体における軽量化にも繋がります。

ミラーレス車のデメリット

1.故障した場合

もしも運転時に故障が発生したら当然大きなトラブルに発展してしまいます。
デジタル化を進める中では性能を確実なものにするのは必須条件となります。

2.タイムラグ

カメラで映った映像がすぐにモニターに映るわけではなく、
多少のタイムラグが生じてしまいます。

特に高速運転の場合は多少のタイムラグでも重大な事故に繋がる可能性もあります。

3.目が疲れる

今まで自然光など反射していたミラーと違い、
モニターの場合は自然光ではないため夜間でも常にモニターは映っている状態です。

暗い車内でも映像が必要以上に明るいため、
これまで以上に目が疲れる可能性は高いです。

4.価格が高い

高性能なカメラやディスプレイを使用するので販売価格は高くなる傾向にあります。

まだまだ開発途上の段階にあるため、今後改善の余地はありますが
現在は懸念の一つに挙げられます。

ミラーレス車の一般化に向けて各メーカーが開発を進めていますが
ミラーレス車は本当に安全なのか?という不安要素はまだ払拭できていません。

機械なので壊れることがあると思いますが
その際の対応策が望まれます。

今まで目視で行なっていた安全確認をミラーレス車特有の映像で行うとなると
慣れるまで時間がかかりそうですね。

ネットでの反応

・サイドミラーも含めて車のデザインだと思う。ミラーがないとなんかマヌケ。
俺みたいな考えもミラーレスが増えるにつれ懐古主義と言われるようになるんだろうな。

・ダンプにバックモニターつけているけど雨の日 水滴一粒で全然見えなくなる。
メーカーが作るんだから対策されると思うけど、
かなり対策をバッチリしないと大変危険なような気がします。
カメラは補助的な物にして置いた方が無難なような気がするんですけどね。

・モニターはあくまで映像であり鏡のような奥行きがない。
鏡の場合、目線を移しても、鏡の中に奥行きがあり、
そこまで焦点を変えずに後方確認できている。
モニター化すると画面そのものに焦点を合わせる必要があるから、
ドライバーの疲労は増えると思う。

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