北朝鮮の人身売買の実態…
売られゆく20代北朝鮮女性の悲惨な末路がヤバすぎる…


北朝鮮の人身売買の実態

日本では禁止になっている人身売買。

日本では考えられないですが、
北朝鮮と中国の国境地帯で北朝鮮女性の人身売買が横行していると言います。

韓国の民間団体が運営する対北短波ラジオ「国民統一放送」は
中朝国境で脱北ブローカーをしていたことのある男性の証言を伝えています。

その男性は北朝鮮の
咸鏡北道(ハムギョンブクト)清津(チェンジン)出身の
イ・ヒョヌさん。

2004年から2006年まで脱北ブローカーとして活動。
その間、50人ほどの人々を北朝鮮から中国へ密かに送り出したという。

想像を絶する虐待

北朝鮮と国境を接している中国の遼寧省と吉林省には
中国朝鮮族の集住地域があります。

朝鮮族はその名の通り、
朝鮮半島(北朝鮮・韓国)と同じ民族であり、
特に北朝鮮と中国は国境の両側に親戚がいるケースも珍しくありません。

イさんもその一人で昔から中国に縁のあったことが
脱北ブローカーとなる道を開いたようです。

イさんによれば
脱北ブローカーの手助けで脱北した女性の7割〜9割が
中国側で売り飛ばされてしまったと言う。

最初から人身売買組織に騙されていた人もいれば
中国の親戚に援助を求めに行ったところ

「嫁にでも行け」

と促され、仕方なしに自分自身を金で売るようにして
中国人男性の元へ行った人もいるとのことです。

そのようにして売られて行った女性の相当数が
夫の暴力に苦しんでいるそうです。

そして、そのような目に遭っても
中国当局により強制送還されるのが恐ろしくて
保護を求めることができない。

イさんはそのような実態を知りつつも
北朝鮮女性と中国人男性の間を取り持つこともしていたと言う。

間を取り持つというのは報酬のやりとりのことです。

驚くべき北朝鮮女性の人身売買の相場

脱北ブローカーによると
中国人男性に北朝鮮女性を斡旋することで
得られるビジネスとしての報酬の相場は

20代女性は2万元(約33万円)
30代女性は1万5000元(約24万7000円)
40代女性は1万元(約16万5000円)

だそうです。

しかし、イさんはあくまで自分の行為は人助けだったと言う。

北朝鮮で生き倒れるぐらいならたとえ望まぬ結婚を強いられるとしても
中国へ行った方が食べるものに困らなくて済むと考えたからです。

そのような考え方の是非については賛否がありますが、
確かなのは北朝鮮は人が生き延びる上で
極端に選択の余地が少ない社会であるということ。

脱北自体、非常にリスクの高い行為です。
捕まって強制送還されたら想像も及ばないような虐待が待っています。

それでも脱北する人々は敢えてその行為を選択しているのです。

そのような極限状態の中、
今後も何が何でも中国へ逃れたいと思う人が絶えないのなら
そのような人々の足元を見て人身売買を行う輩も
いなくならないのではないでしょうか。

結局のところ北朝鮮国内の人権状況の改善が
最重要課題であることに変わりありません。

また、脱北に成功しても人身売買されて暴力に苦しむ。
捕まれば監獄で拷問を受ける。

中国当局が脱北者を強制送還するという方針を変えない限り
脱北女性は人身売買の被害をどこにも訴えることができない。

中国の方針転換もなければ人身売買の犠牲を減らすことは難しいかもしれません。

ネットでの反応

・弱者を食い物にするのは許せないですね

・やっぱ日本って平和だなぁ。。。

・北朝鮮は滅びた方がみんながハッピーなんじゃなかろうか。

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