ポケベルで使われた暗号20選…
「14106」この意味わかりますか?



インターネットが普及し、
どんな情報でも簡単に入手できるようになったこの時代。

安全のために情報を暗号化することだって
当たり前の世の中になりました。

しかし、今から20年ほど前、
日本では「14106」といった数字の暗号が
飛び交っていたことを知っていますか?

しかも、この数字の暗号を使いこなしていたのは社会人だけでなく、
当時の中高生もバンバン使いこなしていました。

30代以上の方々は解読できるかもしれません。

ポケベルで使われた暗号20選

この変わった機会は「ポケットベル(略称:ポケベル)」と言います。

基本的にポケベルはメッセージ受信専用の機会で
送信は主に公衆電話などプッシュ式の電話機から送信します。

これは携帯電話が普及する前、20年以上前のお話です。
スマホよりも前、携帯電話よりも前、PHSよりも前です。

街中に緑の公衆電話が立ち並んでいた時代、
SoftBankもauもなかった時代の話です。

このポケベルには相手から数字のみが届きます。
この数字を文字に変換し、メッセージとして受け取るわけです。

暗号1:「4649=よろしく」
暗号2:「0840=おはよう」
暗号3:「889=はやく」
暗号4:「0906=おくれる」
暗号5:「8181=バイバイ」
暗号6:「4510=しごと」
暗号7:「8110=バイト」
暗号8:「49=至急」
暗号9:「3470=さよなら」
暗号10:「106=TEL(テル)」

「10=テン」ですから
「テ」と読ませるように進化していったんですね。

数字1つで1文字とか限らない・・・
ここがポイントです。

ちなみに「10=十=とお」とも読むので
「と、ど」と読み解くこともあるんです。

暗号11:「14106=あいしてる」
暗号12:「724106=なにしてる」
暗号13:「49106=至急TEL」
暗号14:「889410=はやくして」
暗号15:「09106=おくれてる」
暗号16:「10105=いまどこ」
暗号17:「21104=ついたよ」
暗号18:「1871=会えない」
暗号19:「500731=ごめんなさい」
暗号20:「5110=ファイト」

つまり、こういうことです。
彼女から彼氏へ「724106(何してる)」
彼氏から彼女へ「4510(仕事)」
彼女から彼氏へ「5110(ファイト)」
彼氏から彼女へ「999(サンキュー)」

こういうやり取りです。
今でいうLINEみたいなものですね。

ポケベルで文字が送れる時代へ

時代は進化し、ついにポケベルは文字を送信できるようになります。
この時も携帯電話は普及してません。

相変わらずプッシュ式電話(公衆電話など)で
ボタンを押していたわけです。

この方式を「2タッチ方式」と言います。
これがその変換表です。

つまり「あ」を送りたければ「11」とプッシュすればいいわけです。

文字が送れるようになった反面、
プッシュする回数が各段に増えますね。

その結果、「あいしてるはやくあいたい」と送るためには
「111232449361812311124112」とプッシュします。

恋愛ウキウキの女子高生なんかは
これを4秒くらいで打ち込んでいたんですよ。

30代以上の方でも全問正解者は少なかったのではないでしょうか。
そう考えるととても便利な世の中になりましたね。

ネットでの反応

・さっぱりわからんw

・昔の女子高生は頭良かったんかな。

・これを数秒で打ち込むとか天才かよ

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