SNSで流れる人探しはシェアしちゃいけない?
その理由に現代の家庭が抱える深刻な問題が…


SNSで流れる人探しはシェアしちゃいけない?

TwitterやFacebookを使っていると、
たまに【拡散希望】のついた「行方不明の人を探している」
という投稿を見かけることありますよね。

友達の近況をチェックしたり、想い出を残すために写真を投稿するだけでなく、
SNSは生き別れになった家族を見つけ出したり人探しにも役立つことがあります。

全然知らない人の人探しでも少しでも力になれたら
と親切心でシェアしてしまう人が多いが、
簡単にシェアしてはいけない!とカナダの警察が呼びかけています。

特に子どもの捜索願いのシェアは要注意だという。

なぜ行方不明の子どもの情報を簡単にシェアしてはいけないのかというと、
行方不明でない場合があり、
現代の家庭が抱える深刻な問題がありました。

ちょっとした善意のつもりが、
知らないところで誰かを危険な目に遭わせてしまうかも知れません…

SNSで流れる人探しはシェアしちゃいけない理由

子どもの捜索願いをシェアしてはいけない理由として
シェアした行方不明の子供は実際には行方不明ではないことがあるからです。

虐待から逃げるためだったり、
離婚して親権を取れなかった親が面会謝絶のはずなのに、どうにかして子どもと会うためにどこにいるのか情報を得ようとしていることがあるからです。

例えば、裁判所の命令により子供たちに接触することを禁じられている親が
子供が行方不明だと写真を上げている可能性があり、これらの写真(投稿)をシェアすることで
(彼らを)人生を危険にさらす可能性があります。

そのような状況で子どもの居場所が見つかってしまったら、
誘拐などなんらかの事件が起きる可能性があるためです。

とはいえ本当に困っているなら助けてあげたい…

その場合はまずシェアしている写真のソースを常に確認するべきです。
確認が取れている警察が発信されてたものではない場合や、
警察が積極的に捜していることを示す評判の良い新聞や
メディア支局のリンクがついていない場合は正当なものでない可能性があります。

行方不明情報のソース確認の例として
例えば下記のようなツイートでは
自治体のHPへのリンクなどもあり大丈夫と確認できます。


引用:https://twitter.com/anzen_hiroshima/status/837171060298506240

個人がSNSで人探しを出しているときは本当にシェアしていいのかどうか、
よく考えないといけませんね。

今の時代はSNSで検索すればなんでもわかりますし、
良くも悪くもすぐに拡散されてしまう。

どれが正しい情報なのか
見極める力が求められる時代であることを肝に銘じて置くべきですね。

ツイッターでも以下のように注意喚起を呼びかけています。


引用:https://twitter.com/esme9story/status/622163494830387200


引用:https://twitter.com/esme9story/status/622164051087376384

親切心を利用する悪い人がいることを忘れてはいけない。

シェアした時点で自分が発信元となり、
気づかないうちに事件に加担してしまっていた…
なんてことにならぬよう、シェアすることには責任を持たなければなりませんね。

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