アメリカ最恐の未解決事件「謎のポラロイド写真」
29年前失踪した美人女子大生が1年後、衝撃の姿で発見される…
2013年のFBIの統計では
アメリカで行方不明となる人数はなんと1日で約2000人だそうです。
失踪事件の多いアメリカですが、
その中でも現在に至るまで約30年の間人々の記憶に残っている未解決事件があります。
それは1988年に起きた未解決事件「謎のポラロイド写真」です。
謎のポラロイド写真とは
1988年、ニューメキシコ州に住む当時19歳のタラ・カリコ。
その日彼女は午前中にマウンテンバイクでサイクリングし、
一度家に戻ってから午後にボーイフレンドとテニスをする予定でした。
正午すぎても家に戻ってこない娘を心配した母親のパティが
車で探しに行くと道路沿いにタラがウォークマンで聴いていたカセットを発見。
さらにその後、タラのピンクのマウンテンバイクも発見され捜査開始。
タラがマウンテンバイクに乗っている姿を目撃した人は見つかりましたが、有力な手がかりはなく時間だけが経過しました。
美人女子大生が1年後、衝撃の姿で発見される
しかし失踪の翌年1989年、
ニューメキシコ州からはるか離れたフロリダ州の食料雑貨店の駐車場で
1枚のポラロイド写真が発見されました。
写真には手を縛られ、口にガムテープを貼られた少女と
幼い少年の二人の姿が…
警察は写真の撮影場所も
ポラロイド写真を落とした人物も特定できませんでした。
この少女はタラに似ている気はしますが、正直わかりません…
しかし、母親のパティは自分の娘だと確信しました。
テレビ番組でも取り上げられ有名な事件となりましたが、
結局タラは発見されず未解決事件のままとなります。
ちなみにタラとみられる少女の横にいた少年、
タラと同じ1988年にニューメキシコ州で
失踪したマイケル・ヘンリーではないかと言われています。
しかし、1990年にマイケルの遺骨はキャンプ場で見つかっています…
タラの両親は彼女の帰りを待ち続けながら、
すでに亡くなりました。
母親からDNAを採取していたFBIは2013年、
再調査を開始することにしました。
事件から30年経った現在では科学捜査は格段に進歩したので
今からでも遅くはないかもしれないですね。
両親は残念ながら亡くなってしまいましたが、
親戚は今も諦めていないと言います。
誰も幸せにならないこのような事件は本当に胸が痛みます。