大祖母から「喧嘩するまで開けないこと」
9年後に中身を開けてみると・・・
大祖母から「喧嘩するまで開けないこと」
9年前に結婚したある夫婦。
お二人はアメリカ・ミシガン州に住むキャシー・ガンさんと夫のブランドさんです。
お二人は大祖母のアリソンさんからある結婚祝いを貰いました。
「最初の喧嘩をするまで、この箱は開けないこと」
その箱には、結婚してから最初の喧嘩をするまで
決してこの箱を開けるなというメッセージが添えてありました。
一体その中には何があるのでしょうか？？？
9年後に中身を開けてみると・・・
結婚して9年間開けることはありませんでした。
それは何故か。。。
二人はこの9年間当然喧嘩をしたことはありました。
しかし、二人の中では（関係の修復が不可能になった時に開けて）
という意味に捉えていたのです。
二人はある日あの箱のことを思い出しました。
もう（今の私たちには開ける覚悟が）
そう感じた二人は箱を開ける決断をします。
そして、二人はクローゼットの中から
ほこりがかぶった白い箱を取り出しました。
大祖母は何故この箱を贈ったのか
その意味がようやくわかる時が来ました。
中に入っていたのは・・・
箱の中にはワイングラス、花瓶、入浴剤が入っていました。
そしてまだ何か入っていました…
それぞれにあてた小さな手紙が。
キャシーさんへは
「これでピザとエビ、それか二人の好きな食べ物を買って、お風呂の用意をしなさい」
というメッセージの書かれた紙で現金が包まれていました。
ブランドンさんには…
「これで、花とワインを買いなさい」
というメッセージの書かれた紙で現金が包まれていました。
このメッセージから伝わってくることは
愛をはぐくむにはそんなに特別なことはいらないということです。
いつもどおり相手を思いやる優しい心があれば大丈夫、
そんな思いが込められていました。
そしてこの箱を開けた時、すでに二人は仲良くワインを楽しんでいましたから、
それが出来ていたということになります。
この話はキャシーさんが投稿し、
ウェブサイト「Love What Matters」の
Facebookで取りあげられて多くの人の共感を呼びました。
このFacebookの投稿にはすでに１万５千以上のいいね！がされています。
お二人は大切だったのは箱の中身ではなく箱の存在そのものだったのです。
クローゼットの中で９年間過ごした箱がほこりをかぶる間に箱は二人に
「我慢すること、相手への思いやり、妥協すること、そして忍耐すること」を教えたのです。
そして、９年をかけて気づいたそうです。
「強く結ばれた家庭を築いていくための道具は、箱には入っていない。」ということを…。
それに気づいた時、箱を開く恐怖はなくなったそうです。
大祖母のプレゼントは意味深でしたね。
この意味に気づけた二人はもう大丈夫でしょう。