元祖シリアルキラーのテッド・バンディ…
被害者となった5人の証言が不気味だった…



この呼び方は英語圏での連続殺人犯の通称ですが、
ある犯人の事件によって生み出され、
FBI行動科学科が全米規模で殺人データーベースを作るきっかけとなりました。

元祖シリアルキラーのテッド・バンディ

本名はセオドア・ロバート・バンディ。

彼は1974年から1978年のわずか4年間で
7つの州で少なくとも30人を殺害しています。

ターゲットは若い女性でその犯行は残忍極まりないものでした。

被害者1.デボラ・ハリーさん

1970年代後半に活躍したロックバンド
「ブロンディ」のボーカルのデボラ・ハリーさんは
テッド・バンディのターゲットになった経験を明かしました。

彼女が1970年代初頭、
深夜に1人で歩いているとフォルクスワーゲンの
ビートルに乗った男性に声をかけられて車に乗るように言われましたが、
身の危険を感じて断り続けました。

しかしタクシーもなかなか通らなかったため、
その男性の車に乗ってしまったのです。

デボラ・ハリーさんは車に乗った後、運転する男性から嫌な臭いがすること、車の内側にドアハンドルがないという違和感に気づきました。

すぐに窓から手を出して外側のドアノブを使って、車から脱出したのです。

のちにこの男性が、テッド・バンディだと判明しました。

もしこの時、脱出していなかったら彼女の命も失われていたでしょう。

被害者2.メアリン・チノさん

メアリン・チノさんは、テッドの恋人だった
エリザベス・クリプファーの友人でした。

初対面のテッドについては決して悪という感じはないけど
不気味な雰囲気だったと語っています。

その一方で、カリスマ的で素晴らしかったとも語っていました。

彼女は自分がターゲットにならなかったことを
今も疑問に感じているとのことでした。

被害者3.ジョン・ヘンリー・ボーヌさん

彼はテッドの元弁護士で、テッドに初めて会った時に
「彼は生まれながらにして悪」だと感じたそうです。

テッドはジョンさんとの接見で不誠実な態度を見せたため、
直感的に「彼は真実を話していない」と思ったのだとか。

結局、テッドの弁護士は何度も交代し、
テッド自ら法廷に立ったこともありました。

被害者4.ビル・ハグマイヤーさん

FBIの行動科学ユニットのメンバーであるビル・ハグマイヤーさんは
処刑前のテッドと200時間を一緒に過ごしています。

ビルさんは当時を振り返り、
テッドの親しみやすさに困惑したと語っていました。

処刑される最後の日々はテッドはビルさんを「親友」と呼んでいたことも明かしています。

そして、テッドのことは「温かい握手をしてくれる男」という表現も。

しかしビルさんは被害者家族のことを考えて、
テッドの頭脳についての分析に専念してのちの捜査に生かすことに成功しました。

被害者5.アン・ルールさん

1971年、アメリカの自殺防止ホットラインセンターに勤務する
アン・ルールさんは職場でテッドと出会っています。

彼女はテッドが逮捕されたのち、1980年に彼の自伝である
The Stranger Beside Me(『私のそばの他人)を発表して一躍有名になりました。

この著書の中でアンさんはテッドについてこう綴っていました。

アンさんは、

「テッドはとても親切で気遣いができる男性だった。
もし私が独身ならばもし私の娘がもう少し年齢を重ねていれば、
パートナーになる上でこれほど完璧なはいないだろうと思った」

どこか人を魅了する彼の裁判には多くの女性ファンが詰めかけて話題に。

そして1989年1月24日、フロリダ刑務所で死刑が執行されました。

テッド・バンディの事件は1986年に『ダブルフェイス』や
2002年の『テッド・バンディ 全米最高の殺人者』など
映画化やドキュメンタリーとしても取り上げられています。

歴史上最悪の犯罪者の1人だったテッド・バンディ。
二度とこのような犯罪が起きないよう、願うばかりです。

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