特殊清掃員の仕事…
特殊清掃員になるとどんな生活になるのか?



あなたは特殊清掃員という職業をご存知ですか?

特殊清掃員は人が亡くなった現場の清掃や遺品整理を行う仕事ですが、
あまり多くの方には知られていません。

そこで今回はこの特殊清掃員の仕事について紹介します。

特殊清掃員の仕事


一人暮らしで誰にも看取られずに亡くなる孤独死は毎年3000件ほどで
特に50代〜60代の男性が多くなっています。

このような状況で活躍するのが特殊清掃員。

特殊清掃員たちは現場に到着すると
まず清掃服を着てマスクを装着して心の準備を整えます。

そして入室前にはお香を焚いて手を合わせます。
これは故人への敬意を払うためです。

孤独死した人の部屋の中は食べかけの弁当やチラシなどが散らかし放題で
足の踏み場もなく、悪臭を放っている場合がほとんどです。

遺体があったと思われる場所には
黒っぽい体液が染み付いているので一目でわかります。

特殊清掃員たちは死因について聞かなくても
だいたい部屋を見ればわかるのだとか。

例えばこのように部屋の隅に
練炭や借金の請求書で溢れかえっている部屋は自殺。

部屋がゴミで溢れてカーテンを閉め切っている場合は孤独死です。

部屋の清掃

まずゴミや家具、汚れた寝具などを撤去していきます。

一度臭いがついたものはリサイクルできないので廃棄、
近隣住民から臭いでクレームが出ないように窓は閉め切って
エレベーターは使わずに階段で運び出してトラックに積んでいきます。

故人の写真や手紙などは一箇所に集めて後で遺族に渡します。

ゴミなどを取り除いたら、体液がシミついたフローリングを
洗浄効果がある洗剤で綺麗にしていきます。

クッションフロアの場合は全て綺麗に取り除いて清掃をしないと
臭いの元を取り去ることはできません。

そして窓を閉め切ったままの状態で
消臭機器などで臭いの元を取れば完了です。

金額や月収は?

特殊清掃の仕事は1回の依頼でだいたい50万円ほど。

清掃員たちの月収はだいたい30万〜40万円ほど貰います。
この金額が高いと思うか安いと思うかは人それぞれかもしれませんね。

ネットでの反応

・こういう仕事をしてくれる人がいるから
世界が廻ってるんだな…感謝しなきゃ

・くさくても頑張る特殊清掃やゴミ処理は素晴らしいと思います

・月100万ぐらいじゃないと割に合わない

あなたにオススメの記事

⇒ 遺体処理業「下げ屋」の実態…まさに変態の巣窟だった…