ありがとうの反対語…
その答えが心に刺さると話題に…




普段なにげなく使っている「ありがとう」という言葉。

あなたはありがとうという言葉の意味や由来について考えたことありますか?

「ありがとう」の語源が
「有り難し(ありがたし)」から来ているのは
知っている方も多いのではないでしょうか?

ありがとうの語源は形容詞「有り難し(ありがたし)」の
連用形「有り難く(ありがたく)」がウ音便化し、ありがとうとなった。

「有り難し(ありがたし)」は「有る(ある)こと」が
「難い(かたい)」という意味で
本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表した。

その由来をさらに紐解いていくと仏教に行き着きます。

お釈迦様が民衆に向けて真理を説いた仏教の最古の経典
『発句経(ほっくきょう)』に「有り難し」が出てきます。

「人の生をうくるは難くやがて死すべきもの。いま生命あるは、有り難し」

お釈迦様はいま生きていることは有り難しことであると説いています。

ありがとうの反対語

ではあなたはありがとうの反対の意味をなす言葉を知っていますか?
普段はあまり考えることがない「ありがとう」の反対語は

「あたりまえ」

「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」
「有難(ありがた)し」という意味だ。

あることがむずかしい、まれである。
めったにない事にめぐりあう。

すなわち、奇跡ということだ。
奇跡の反対は「当然」とか「当たり前」

我々は毎日起こる出来事を
当たり前だと思って過ごしている。

歩けるのがあたりまえ。
目が見え、耳が聞こえるのが、あたりまえ。
手足が動くのがあたりまえ。
毎朝目覚めるのがあたりまえ。
食事ができるのがあたりまえ。
息ができるのがあたりまえ。
友達といつも会えるのがあたりまえ。
太陽が毎朝昇るのがあたりまえ。
うまれてきたのがあたりまえ。

夫(妻)が毎日帰ってくるのがあたりまえ。

そして…

生きているのがあたりまえ。

また、ある夫婦の話もしてくれた。

晩酌の時、いつも無口の夫が、
「ちょっと、お酌してくれないか?」
と珍しく妻に言った。

台所の片付けをしていた妻は、
「今、忙しいから自分でやって」と答えた。
夫は少し寂しそうだったが、手酌で酒をついだ。

その、2~3時間後、夫は急に倒れ、
救急車で病院に運ばれ、帰らぬ人となってしまった。

それから、妻は何故あの時、
夫にお酌をしてあげなかったのかとずっと悔やんだという。

あの時何故、もっと優しい言葉で、
こぼれるような笑顔で感謝の言葉で、
接することができなかったのか…

誰しも今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。

今日、誰かと出逢い、話し、笑い、
食事をして、仕事ができる。

こんな当たり前だと思うことが、
本当は奇跡の連続なのだ。

「有ること難し」

生きて、出逢う、という奇跡の連続に、
「ありがとう」を言わずにいられない。

毎日、生きていることが
もしかしたら奇跡なのかもしれません。

大事な人と明日も逢えると思っていたのに、
明日を待たずに永遠の別れになることもあるかもしれません。

だから…今日を、いえ、今を感謝して生きていきたいですね。

つい「あたりまえ」と思ってしまうことが多いですよね。
何事にも「ありがとう」の気持ちを忘れないようにしたいです。

ネットでの反応

・感謝の気持ちを常に忘れてはいけないね

・「ありがとう」の反対語は「ごめんなさい」だと思ってた

・あたりまえなど一つもないってことだな

・奇跡に、ありがとう

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