映画では伝えなかったタイタニック号の事実12選…
豪華客船タイタニック号の悲劇…


タイタニック号とは

タイタニック号はレオナルド・ディカプリオ主演の映画
「タイタニック」でも有名になった実在する豪華客船で
処女航海中の1912年4月14日の深夜から未明にかけて沈没してしまいました。

2200名を超える乗客のうち、救助されたのはわずか750名ほどです。

映画では伝えなかったタイタニック号の事実12選

1.ベルボーイたち

タイタニック号には乗客の荷物を運んだり、
雑用をこなすベルボーイたちも乗船していました。

一番年長のベルボーイでもわずか14歳という若さで全員が海の底に沈みました。

2.危険信号

タイタニック号は事故が起こる事前に衝突した氷山について
危険信号を察知していたそうです。

それでもスミス船長はこの情報を信じなかった上に
この船の所有会社の経営者だったブルース・イズメイが
無視するように通達を出したために
このような悲惨な事故が起きてしまいました。

3.最も若い生存者

生後10週で家族と一緒にタイタニック号に乗車していた
エリザベス・グラディス・ディーンさん。

エリザベスさんは2009年に98歳で他界しましたが、
事故当時は最年少でかつ最後の生存者でした。

4.ツアー

沈没したタイタニック号をこの目で見てみたい!という人のために
タイタニック号の難破船ツアーなるものが行われているそうです。

価格は日本円で約630万円で
科学者が船や事故の詳細を説明してくれるのだとか。

5.子供達

救助活動では映画と同様に「子供と女性が優先」とされたそうですが、
三等客室にいた乗客たちには沈没の情報伝達が遅れたために、
多くの子供たちも犠牲になったと言われています。

6.チケット代

処女航海ということもあってか当時のタイタニック号のチケットは
一等客室が日本円で約46万円、二等客室で約18万円、三等客室で1800円でした。

今の金額で考えると安く感じますが、
当時はとても高級な金額です。

7.一等客室

一等客室には政治家や各界の著名人が乗船していましたが、
その中でも一番裕福な男性がジョン・ジェイコブ・アスター4世でした。

彼は妊娠中の彼女とハネムーンを満喫中に事故に遭遇して
命を落としてしまいましたが、
奥さんとお腹の子供は無事に救助されたそうです。

8.RMSの意味

タイタニック号が作られた当時のイギリスの船には
「RMS」という称号がつけられていました。

これは「Royal Mail Ship」の頭文字をとったもので
タイタニック号もアメリカへの郵便物を積んでいたそうです。

9.ボイラー

船が氷山にぶつかって最初に破壊されたのがこのボイラー室でした。

そのため、ボイラー室の作業員たちは
ほとんど全員が亡くなってしまったそうです。

10.双眼鏡

氷山にぶつかった時のタイタニック号は最高速度で進んでいたにもかかわらず、
見張りをしてた航海士2人は双眼鏡を持たずに目視で行なっていたために、
氷山を発見したのは事故の30秒前だったそうです。

これは双眼鏡を保管していたキャビネットの鍵を持った船員が、
鍵を持って下船したという人為的なミスでした。

11.救命ボート

タイタニック号の救助ボートは
乗客のわずか半数以下ほどしかありませんでした。

しかも沈没前日に行われる予定になっていた救命ボートの訓練は
スミス船長の不明な理由で中止になっていたそうです。

12.沈没の時間

タイタニックが氷山に衝突後に沈没するまでに要した時間は
2時間40分と言われていますが、
「わずか15分で沈没した」と推測する科学者もいるそうです。

タイタニック号の沈没について事実がわかっていくたびに
人為的なミスの連鎖によって事故が発生した可能性が高いように感じます。

もう二度とこのような事故が起きないことを願うばかりです。

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