ZARD坂井泉水の死因と真相…
命日の5月27日に何があった?
ZARD坂井泉水さんは「負けないで」などの
名曲で知られるアーティストですが、
2007年の5月27日に亡くなりました。
死から2017年で10年を迎えます。
1990年代ZARDの時代と言っても過言ではないぐらい
街を歩けば聞こえ誰もが聞いたことのある音楽です。
そんなZARDのボーカル坂井泉水さんは突然亡くなり
ファンはおろか芸能ニュースのトップに挙げられ衝撃が走ったことは言うまでもないでしょう。
しかし、坂井泉水さんの死には
多くの謎がいまだ解明されていません。
今回はそんなZARD坂井泉水の死因と真相を紹介します。
ZARD・坂井泉水さんのプロフィール
名前:坂井泉水(さかいいずみ)
本名:蒲池 幸子(かまち さちこ)
出身地:神奈川県平塚市
生年月日:1967年2月6日
没年月日:2007年5月27日
出身高校:神奈川県立伊志田高等学校
最終学歴:松蔭女子短期大学(現松蔭大学)
ZARD・坂井泉水のデビューのきっかけは
実は歌手ではなくモデルでした。
街頭でスカウトされたのがきっかけで本名で活動していたそうです。
その後、レースクイーンなども経験していた坂井泉水。
控えめに見える見た目からは想像できない職業ですよね。
同期には岡本夏生がいたそうです。
歌手になりたいという強い思いを抱き続けていた坂井泉水は
念願かなって1991年に歌手デビューを果たします。
その後、「負けないで」や「揺れる思い」などの
ヒット曲を生み出し、ミリオンヒットを記録しました。
90年代の女性ボーカルとしての売り上げでは1位を記録するほどの人気ぶりでした。
ZARD・坂井泉水の突然の死
歌手活動を続けていた坂井泉水の
突然の死のニュースが舞い込んできたときには
誰しもが驚きました。嘘なんじゃないかと・・・
1990年代に数々の名曲を世に送り出したZARD・坂井泉水さんは
2007年5月26日に入院先の慶應義塾大学病院の階段から転落し、
翌27日に脳挫傷のため息を引き取りました。
その状況から自殺・事故と両方の可能性が指摘されていました。
直接の死因としては後頭部の脳挫傷と言われています。
飛び降り自殺をはかり転落死したと思われます。
坂井さんの所属事務所は自殺ではなく足ら滑らせ転落したと発表していましたが
矛盾点があるため信じられる情報ではありませんでした。
また、自殺する要因はあまり見つけられなかった。
遺書も残しておらず病室も整理しておらず
復帰には前向きだったので自殺ではないという意見があります。
画像は坂井泉水さんの事故現場の非常用スロープのイメージ図です。
高さは3mほどのところから
地面(コンクリート)に後頭部を強打し倒れているのが、
5月26日午前5時40分頃に通行人によって発見されています。
ただ目撃者などはありません。
捜査関係者の話でも誤って転落した可能性が高いとされていました。
転落事故は自殺?
以上のように転落事故死と見られている坂井泉水さんですが、
自殺を疑う声も少なくありません。
その一つに坂井泉水さんが
病院に入院していた理由でもある「がん」との闘病。
坂井は前年に子宮頸がんが発覚。一端、手術は成功したものの、
肺への転移が見つかって再入院していた。そんなこともあって『病状を悲観した上での自殺か』との情報も飛び交っていた
坂井泉水さんは2006年に発見された癌以外でも
2000年以降たびたび病魔に悩まされていました。
子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症などでの闘病を経て
2006年4月に子宮頸がん発見(手術後、同年7月に退院)
そして2007年4月に肺に転移しているのが発覚し
以降は抗がん剤治療中だったと言います。
そんな矢先の転落死でした。
(ちなみに癌が公になったのも、死亡ニュースと同時だった)。
その他、一部では度重なる病気との戦いの中で、
精神的に弱っていた(うつ病説なども)のでは?という憶測も出ています。
坂井泉水が患っていた病気
ZARD・坂井泉水は2000年以降から体調不良を訴えており、
子宮や卵巣の病気を次々と患いました。
そして2006年、体調悪化のため病院に行ったところ、
「子宮頸がん」という病気であることが判明し、入院となったのです。
入院した翌月には、ZARD・坂井泉水は子宮頸がんの種々を受け
がんを摘出し、7月に退院しました。
無事退院して病気からZARD・坂井泉水の本格復帰と思いきや
退院した翌年2007年に病気が再発し再入院することになります。
なんと肺への転移が見つかったのです。
子宮頸がんという病気といえば今ではよく知られている病気で
ワクチン接種なども呼びかけていましたよね。
しかし、当時はそこまで知られている病気でもありませんでした。
自覚症状もない病気なので発見が少し遅れたのかもしれません。
坂井泉水は入院中、病気治療のために抗がん剤治療を受けていました。
しかし、病気であるにも関わらず、
これからも歌手として活動していくという意欲は全く薄れず
病気の治療が終わってからのアルバム制作に備えて作詞したりしていたそうです。
坂井泉水さんの本当の死の真相
ZARD・坂井泉水の死因については色んな意見があります。
自殺説と病気説。
報道などでは死因が自殺であるという方が
大きく取り上げられていた気がします。
一体、ZARD・坂井泉水の本当の死因とは何なのでしょうか。
自殺なのでしょうか、やはり病気によるものなのでしょうか。
そもそもZARD・坂井泉水の死因が
自殺だと報じられたのにはちゃんとした理由があります。
まず、転落時は早朝で場所が普通では出入りできないような病院の非常階段だったということです。
わざわざそこへ訪れて自らの身を投げたと考えるのが自然というわけです。
また、手すりにはZARD・坂井泉水の手の跡があったようで
手すりに腰かけた状態でそのまま後ろに倒れて転落したと思われていました。
また、死因が自殺と考えられる原因は
ZARD・坂井泉水の病気が予想以上に重いものだったということです。
実は病気の状態は坂井泉水本人には知らされていなかったといいます。
抗がん剤治療などを行っていたわけですから病気から回復できる希望はあるように思われますが
実は親族だけには余命2か月であることが知らされていたようです。
しかし、それだけ病気が重い状態だと、体に症状があらわれてくるはず。
実際、転移して再入院した時には、坂井泉水は病気のせいでやせこけ、
抗がん剤治療のせいで髪が抜け落ち、そんな自分の姿を見てため息をつくこともあったとか。
自分の病気の深刻さにうすうす気づいていたのかもしれません。
結局、坂井泉水の死は自殺なのかそうでないのか謎のままです。
酒井泉水サイドは自殺説を否定していますが、
病院側は自殺が濃厚、などと意見が食い違っています。
また一方では本当は自殺だけれどもファンの気持ちを考慮して
自殺と事実を伏せたのではとも言われているようです。
坂井泉水さんの死から、2017年で10年を迎えます。
2017年2月にはZARD百科事典も発売されるなど今なお注目されています。
これからも坂井泉水さんの素晴らしい歌は人々の記憶の中で生き続けるでしょう。