高速道路の雑学3選…
高速道路の標識が緑色の理由とは?


高速道路の雑学3選

車で遠出する時にお世話になることの多い高速道路。

この高速道路にはドライバーにとって様々な配慮がなされていることをご存知でしょうか?

そこで今回は高速道路の雑学3選を紹介します。

1.高速道路の白線の意味

車線と車線の境目として高速道路には白線が引いてあります。
この白線の正式名称は区画線といいます。

中でも片側2車線以上の車線がある道路の走行車線と
追い越し車線の間に引いてある線のことを車線境界線と呼びます。

車線境界線は8mの白線と12mの空白区間の計20mで構成されており、
白線と空白区間が5セットで100mになります。

この白線を目安にすることで前の車との車間距離を測ることが出来るのです。

また、白線上に突起が設置されている区画線もあり、
タイヤがこの白線に乗ると振動や音を発することで
居眠り運転等の車両へ車線逸脱に対する注意を促す役割もあるのです。

2.高速道路の標識が緑の理由

高速道路にある標識の大半が緑色を使用しています。

昭和38年、日本初の高速道路が出来た際に
その当時青で統一されていた一般道路の標識と区別するために
アメリカの高速道路と同じ緑色にしたのです。

緑色の特徴としてはテールランプの赤色に対して対照的な色になります。

長く先行車を見ていると赤色が目に焼き付きますが
この赤い残像を緩和するという効果もあるそうです。

また、緑色には精神を落ち着かせる効果があると言われています。

スピードが出やすい高速道路ではイライラしていると事故が起こりやすくなるので
穏やかな気持ちにさせることで緑色は事故を抑制させると言えるかもしれません。

3.高速道路の案内標識に穴がある理由

高速道路の案内標識を近くで確認することってあまりないですよね。
実はこの標識、よく見ると文字部分に穴が開けられたものが増えていることをご存知でしょうか?

なぜ案内標識に穴が開けられているのでしょうか?

高速道路の案内標識に穴がある理由は逆光でもドライバーが文字を読みやすくするためなのです。

穴を開けると標識板自体の強度が下がるので強度を保つ方法を
日本リーテック株式会社が約5年という月日をかけて開発したそうです。

普段、意識せずに読んでいる案内標識や車線境界線には
ドライバーに対する心遣いがあったのです。

高速道路を利用する機会があったら意識して見てみると良いかもしれません。

ネットでの反応

・穴が有る事で風が抜け より丈夫に成った…って聞いた事ある

・高速道路って凄いな。

・穴の開いているのだけでなくスリットになっているのもあったような。
ただ、スリットは一般道の案内標識でも使っている所がある。

あなたにオススメの記事

⇒ 道路に描かれているひし形の意味…実はドライバーの70%の人が知らないという事実が発覚…