車のドアハンドルでグリップタイプが増えた理由…
意外と知らない車のドアハンドル事情が話題に…



車のドアハンドル(ドアノブ)には
下から手を入れて引き上げるフラップタイプと
レバーごと引っ張るグリップタイプがあります。

昔はフラップタイプが主流でしたが
現在は多くの車種にグリップタイプが採用されています。

なぜグリップタイプが増えてきたのでしょうか。
今回はそんな車のグリップタイプが増えた理由を紹介します。

1.ドアハンドルの位置が高い車の増加

最近、人気の軽自動車やミニバンは室内空間が広く、
全高および室内高が大きくなっている傾向にあります。

そのため、ドアハンドルの位置が高い車が増えているのです。

ドアハンドルの位置が高くなるとフラップタイプでは
ハンドルの下に手を入れて引き上げるため、
特に身長の低い子供などは操作しにくくなるデメリットがあります。

これに対し、グリップタイプのドアハンドルは上からでも下からでも手を入れることができるので
ドアハンドルの位置が高くても扱いやすいのです。

グリップタイプが増えた理由はより多くの人の使い勝手を考えた結果と言えるでしょう。

2.女性への配慮

最近はネイルを楽しむ女性が多いですよね。
フラップタイプでは爪が引っかかりやすいというデメリットがあります。

一方、グリップタイプはドアを開け閉めする際にも
爪が引っかかりにくいので車のボディや爪を傷つけません。

グリップタイプのドアハンドルには女性ドライバーへの配慮もあるのです。

3.安全性

事故が起きた時などの緊急時に車内に閉じ込められたドライバーを外から救出する際、
ドアハンドルはグリップタイプの方が握った時に力が入れやすいというメリットがあります。

また、万が一の際にはロープなどを引っ掛けて引っ張ることで
ドアをこじ開けることが出来るという安全上の理由もあるのです。

自分の愛車のドアハンドルがどちらのタイプだったか覚えていますか?

意外と覚えていないという方もいるのではないでしょうか。
それくらいドアハンドルはあまり目立たないパーツではありますが
そんな小さパーツでもきちんとしたした理由があって作られているのですね。

ネットでの反応

・結果ドアノブだけがクラシック

・スライド式なら縦の方がいいと思う。

・爪は切れよw

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