痛風の危険なサイン…
痛風を疑うべき症状・原因・予防・対策とは…


痛風とは

生活習慣病の一つ「痛風」は
女性よりも男性に多い特徴があります。

その理由は痛風の原因である尿酸が
女性以上に溜まりやすい体質が挙げられます。

痛風は尿酸が体の中に溜まり、
それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気で
放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり
体のあちこちに結節が出来たり、
腎臓が悪くなったりする重大な病気です。

痛風はビール好きな中年男性がなる病気というイメージから
自分とは無縁なものだと思っていた女性が
ある日突然、痛風になるというケースが近年増え始めているそうです。

痛風の危険なサイン

戦前まで日本において痛風は非常に稀な病気でした。
現在では痛風患者数は欧米を抜く勢いです。

特に女性の痛風患者数が増加傾向にあります。

戦後、日本は豊かになり、肉屋アルコールの消費が増加しました。
食生活が豊かになる一方、運動量は減少し、
肥満者の割合は増加傾向にあります。

食生活も生活習慣も欧米に近づいています。

女性の社会進出でストレスを受ける場面が
増えたということも見逃せない要因です。

ストレスは痛風の最も大きな原因の一つです。

また、肉を多く食べ、肥満の多い欧米では痛風患者における女性の割合は
なんと20%以上を占めると言われています。
日本の10倍です。

生活スタイルの欧米化が進む日本においても
いずれ女性の痛風患者の割合が欧米並みになっても不思議はありません。

痛風の原因

また、痛風の原因は7割から8割は遺伝的な体質によると言われていますが
残りの2割から3割は食生活が影響していると考えられています。

痛風に悪い食べ物はプリン体を多く含むものです。

例えば鶏肉、豚肉、牛肉のレバー、
煮干し、鰹節、干し椎茸、いわし、アジなど魚の干物類、
スルメ、白子、アンコウの肝、真いわし、カツオ、
車えび、サンマ、マグロ、魚介類や肉類を食材とした鍋物の煮汁です。

ちなみにビールを飲むと痛風になる。
そんな言葉をよく耳にしますよね。

でも以外にもビールに含まれるプリン体はそんなに多くはありません。

また元々、尿酸の排泄機能が低かったり、
過剰に生産するなど痛風になりやすい遺伝的な体質を持った人が
尿酸を増やす食事をとるために痛風になっているようです。

そして、痛風は仕事も趣味も
バリバリと活動的にこなすタイプの人に多く見られます。

また、ストレスを溜めやすい
几帳面な性格の人も発症しやすいと言われています。

痛風の症状

痛風の前兆症状として
最初に痛みや違和感が出ると言われるのは足です。
中でも足の指に痛み・違和感を感じる人が大半を占めます。

・足をどこかにぶつけたのでは?と感じる鈍い痛み。
・足の関節部分が熱を持ったような腫れぼったい感覚。
・足のつま先周辺がピリピリとしびれるようないたみ。
・足の裏の痺れ感。

痛風発作が起こる前のこれらの前兆症状は
そこまで強い痛みや違和感ではない為、

「変な歩き方をしたかな?」

「どこかにぶつけてしまったのかな?」

と感じる程度で痛風の前兆と気づく人は多くありません。

また、前兆症状は長期間続かない為、
違和感や痛みに変だなと感じながらも
日々の生活に追われているうちに
症状が消えてしまっているという事が多いのです。

自身の生活習慣の乱れに気づいていたとしても
自分は大丈夫だろうと妙な安心感を持ってしまっているケースは
意外と多いものです。

尿酸値が高い人はもちろんですが
このような症状を感じた時は「もしかしたら痛風かもしれない」
という意識を持ち、次の痛風発作が起きやすくなるポイントを
チェックして見てください。

・暴飲暴食をしていないか
・カロリーが高いものばかりを食べてないか
・飲み会などでお酒を飲む機会が増えていないか
・ストレスを溜めていないか
・運動不足になっていないか
・エアコンなどで身体を冷やしていないか

痛風発作が起きるとそのとんでもない痛みで
人によってはこの痛みで死ぬと思う程だと言います。

しかし、一般的には痛風発作の痛みというのは
ピークが発作が起きてから2日目、
痛みが続く期間は長くて2週間と言われています。

この2週間というのもずっとひどく痛いというよりも
痛みが残っているといった感じのようです。

ちなみに痛風発作は痛みが起きているときに
医師による投薬が行われることがあります。

この投薬を利用すると長く7日程で痛みは引いていくようです。

投薬をしない場合と比較すると
痛みが続く期間が半分になるのでやはり薬の力は偉大です。

痛風の予防・対策

尿酸値を高めてしまう為、
プリン体が多い食べ物には注意しましょう。
また、痛風の人は尿路結石ができやすい傾向があります。

尿路結石を防止するには水分を多く摂り、
更に尿酸が結晶化しやすい酸性に傾いた尿の性質を
アルカリ性に傾けることも大切です。

野菜や海藻類を積極的に食べるなど
食生活を見直すことが必要です。

また、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うことも有効です。

痛風患者の多くは肥満だと言われています。

体重が気になる方は減量のために適度な運動をしましょう。
しかし、激しい運動や筋力を使う運動は
急激に尿酸値を上昇させ、逆効果になることも。

運動は軽いものを長期間続けるようにしましょう。

ストレスも尿酸値上昇の原因となります。
日頃からストレスを溜めないように心がけることが大切です。

溜まってしまったストレスは趣味に没頭したり、よく笑うなど
自分なりの方法を見つけて上手に解消したいものです。

痛風は男性がなる割合が非常に高いですが
女性の痛風も増えていますのでご注意ください。

ネットでの反応

・魚の内臓が凄いらしい。
Ca摂取の為に小魚取っていたら
医者が健康気にして死ぬ気って笑っていたとか・・・

・これを見て僕も気をつけようと思うんです

・うちの旦那は30代で足首にきた。捻挫かと思ってた。
夜中、あまりの痛さに吠えるので病院に連れていったら痛風だと。
3ヶ月松葉づえをついてました。
おかげで痛風の人のための食事、とかに詳しくなりましたよ

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