「イジメられる側にも原因がある」
経験者が語った正論に共感の嵐…
女優、タレント、声優として活躍する
元子役のはるかぜちゃんこと春名風花(はるな ふうか)さん。
最近ではドラマやCM、舞台やアニメだけでなく、
バラエティ番組などでも出演されています。
そんなはるかぜちゃんのいじめに関するツイートに
ものすごく共感したので紹介します。
いじめられる側にも原因がある
あるテレビ番組内でいじめに関する議題がありました。
はるかぜちゃんはそれに対して
「いじめられる方にも原因がある」という議題を振り返り、
『「原因がある」と言ってた人たちに
聞いてもらいたい話があるのでちょっとだけ書きます』
と以降のツイートに続けました。
いじめられる側に原因があるか聞かれたら
完璧な人間はいないので
ある、と答えざるをえません
けれどそれは、いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけのことだと思います
まずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的(結果)があって
その目的に向かって、原因を探し出されたのです— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788177559871627265
①少し自分語りをします
ぼくが小学校のときに声優を目指していると言ったら
ある人が「テレビのバラエティにしか出ていないくせに」「声優学校にも行っていないくせに」と言って、ぼくのことを笑いました— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788178547202334720
②そのあと、ぼくは声優学校に通える年齢になったので声優のレッスンに通いはじめました
するとその人は「いくら声優のレッスンだけ受けても、テレビに出ているやつなんかダメだ。本気で声優になりたい人は真剣に舞台で芝居をやっているんだ」と言って、ぼくのことを笑いました— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788179237027008512
③そのあと、ぼくは偶然にも舞台と出会い、すっかり舞台の面白さにハマり、いま舞台のお仕事をしているのですが、
その人は「あいつは落ちぶれてテレビにも出してもらえなくなって、小劇場にしか出られなくなったから、声優になんかなれない。」と言って、やっぱりぼくのことを笑っています(笑)— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788180096800567298
④何が言いたいかというと、いじめられる側からいくら「いじめる人に言われる原因」を取り去ったとしても
その人の中にある、他人をいじめたいという「結果」が変わらない限り
人は、永遠にいじめられ続けるのです— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788180884453101568
さらに、現在いじめにあっている人に向けて
はるかぜちゃんらしいツイートが続きます。
いじめられてる人に向けてのツイート
いま、誰かにいじめられていて「自分にも原因があるから仕方ない」とか、「悪いところをなおせばいじめられなくなるかも知れない」とか考えて苦しんでいる人がいたら
ぼくの①から④までの話を何度か繰り返し読んで、③のところで思い切り吹き出してみてください。— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788182271127789568
これを読めば、変わる必要があるのはいじめられる側ではなく、いじめる側であるということ。
そして、いちいち人の意見に振り回され、他人の望む自分になることのバカバカしさが分かるでしょう。— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788183544371695616
今の自分を変えたいと思う、それはとても素敵なことだよ
誰だって今日より明日の自分がかっこよくなった方が嬉しい…
でもそれは自分自身のためにやってください!
「いじめられない自分」ではなく、「自分がなりたい自分」を目指して
その姿に少しでも近づけるよう、頑張ろうね(*´ω`*)— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788184871181045761
いじめられる側に原因があるのは
いじめる側に「いじめをしたい」という結果があるからです。
原因があって結果があるのではなく
結果があって原因がある。
いじめる人が変わらなければ、
いじめられる人がいくら努力しても
いじめが無くなることはありません。
自分の人生を生きてください。— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788187385351708672
いじめられる方にも原因があるとか、
人間の本質だからって納得してしまうのは
女の人が襲われるのはスカートをはいていたから(原因)で、それが男の人のだからだ(本能)ってあきらめるのと同じ。
本質であれ本能であれ
それが良からぬことならば、
人間らしく理性で行動を制御できるはず! https://t.co/NUJdxX2evY— 春名風花 official (@harukazechan) October 18, 2016
引用:https://twitter.com/harukazechan/status/788201239074988032
「いじめはいけない。」
その答えはみんな同じです。
でも、わかっていても繰り返される悲劇。
個人が抱く「変わりたい」という意思は尊く、高尚なものです。
だからこそ春名さんの言う通り、その変化の方向性を
他人の気分に沿うよう決める必要はまったくありません。
「自分の人生を生きてください」
誰もが心の奥に刻み込むべき、大切なメッセージです。
このようなツイートに関して世代を超えて考えるきっかけを持ち
できるだけ多くの方が持論を発信していくことが大事だと思います。
ネットでの反応
・いじめる側が圧倒的に非があるのにいじめられた側にも
少しは非があったんじゃないかと原因を探るのはこの国の体質なんだろか…
まず悔い改めるのは加害者なのに・相手に『嫌われる理由』があって、
それを理由に嫌うのは個人の自由だけど、
それは決して『いじめて良い理由』にはならない。
いじめて良い理由など存在しない。・いじめの現場を的確に言い当てていると感じた。
いじめる側への手当も必要だ。・原因がどちらにあるにせよ、
いじめた側が100パーセント悪いと教わってきました。
どんな人であれ他人を不当に傷つけていい理由などないと。
いじめる側の心の弱さこそを変えていかないといじめは無くならない。いじめられている側が卑屈になる必要はないと思います。・すっごい納得できるツイートでした!