日本の恐い・奇妙な習わし3選…
日本はこんなに怖かった…
日本の恐い・奇妙な習わし
日本には古くからの迷信や言い伝え、地方独特の風習などがあります。
今では信じられないような恐ろしい習わしもあったそうです。
それは一体どのようなものなのでしょうか。
今回は日本の恐い・奇妙な習わしを紹介します。
1.おじろく・おばさ
昔、長野県神原村では今では考えられないような風習が存在しました。
家族が生活していくのに満足な収入を得られなかったこの地域では
家長となる長男を養うだけで精一杯でした。
そのため、長男より下の子供たちは長男のために死ぬまで無償で働かされたと言います。
男性はおじろく、女性はおばさと呼ばれ虐げられました。
他の村人との交流は一切なく、祭りへの参加も禁止されました。
さらに、戸籍には厄介とのみ表記され、名前も載らず、
世間にはその存在すら認められていなかったそうです。
何の楽しみも与えられず、ただ家のために働き続け、生涯を閉じるという
まるで奴隷のような生活を強いられていた彼ら。
そのような生活を続けることにより段々と精神は蝕まれ、
やがて感情を失っていくことになるのです。
彼らは常に無表情で誰かが話しかけても返事すらできなかったと言います。
こんな人たちが存在したなんて酷すぎますね。
2.よくないものを鎮める儀式
ある山間の集落では普段は入山禁止である山林に入り、
儀式をする風習があると言います。
9年に1度、選ばれた子供数人とそのお付きの人たちがその役割を担うそうですが
それは全て女性に限られるということ。
集落ではその山には大きな穴があり、
いわゆるよくないものとされるものの溜まり場があるという言い伝えがあ
りました。
よくないものとは人が困ったり不幸な目に合うことを喜び
それをエサにするという目には見えない存在のもので
度々山から降りてきては集落に禍をもたらしました。
人々はそれを防ごうとエサとなるものを集め、
よくないものを鎮めるための儀式を行ったのです。
巫女装束の子供とお付きは行列になって集落の家々を回り、
手に持つ提灯にそれぞれの家の火を移していきます。
山へ入ると木で作られた火飛び地に提灯の火をかざし、大きな穴に投じるのです。
集落に存在する全ての家のものを済ませると長い呪文を唱えて祈祷し、儀式は終了となります。
しかし、そんな大きな穴を最初に掘った人は苦労したことでしょうね。
3.海難法師
伊豆諸島新島では年に1度決して外に出てはいけない日があります。
海難法師という妖怪が家に来て禍をもたらすからだと言うのです。
その昔、自分たちを苦しめる悪代官を倒そうと
村の若者25人が1月24日の夜、暗殺を決行しました。
その後、彼らは船で逃亡しましたが暴風雨の中、
海を彷徨ったあげく、海難事故で全員が死んでしまったのです。
助けてくれる村人もなく、この世に恨みを残して亡くなった彼らの怨霊が島を巡り、
災いをもたらすと考えられるようになりました。
それからというものこの地方の人々はこの日を恐れ、
ひたすら怨霊に見つからないよう身を隠すこととなったのです。
毎年1月24日は電気もテレビもつけず、物音も立ててはならないとされ、島中の店も早く閉店します。
一方、海難法師を迎える役の家もあるそうです。
その家族は夜になると声を出さないように口に紙を挟み
誰にも見られないように海へ向かい、お浄の回数を浴びなければならないと言います。
この伝承を守らなかった人には実際に精神に異常をきたすなどの禍が生じたということです。
現代から考えると信じられないような風習が存在したことに驚かされます。
今の時代に生まれてよかったとつくづく感じますね。
ネットでの反応
・日本にも昔は現在では考えられない様な恐ろしくも奇妙な習わしが存在していたんだね
最初の習わしはかなり酷いし、
何の楽しみも与えられずに無償で働かされてた子供達が可哀想に感じる
今の時代に生まれて良かった・人柱とかもあったしな。
迷信とか貧困による口減らしとか今だと考えられない。
そう考えると、良い時代に生まれたのかも知れない。・この日本に奇妙奇天烈な風習があったんですね。
現在では信じる人もいなくなってるでしょうが
奴隷のように働かされた子どもたちが可愛そう。