40日間地面を掘り続けた男性の目的とその先の結果…
人生を大きく変える…


40日間地面を掘り続けた男性

何か目的を持ってやり遂げようとする時、人はゴールが見えていない状況の中で行うとしっかりとしたパフォーマンスを出すことができずに
途中で挫折してしまうことも少なくありません。

でも世の中にはそういった常識を覆すかのように自分の目的を果たしていく人たちが存在します。

周りからはバカにされ、応援してくれる人どころか、
味方となってくれる人でさえいない厳しい状況下でも結果を出し続けるのです。

そう、彼らにとって周りや常識など一切関係ないのです。
自分の信念を貫くことだけ。

インドにも自分を信じてあることをやり抜いた男性がいました。
Bapurao Tanjeさん。

現代においてもヒンドゥー社会に深く根付いているカースト制度の中でも
Bapurao Tanjeさんは最下層にあたるダリットの生まれです。

インドにおいて最も差別され、不可触民とも呼ばれる彼らは
生きるのに必死な毎日を送っています。

可触民は周りから触れると穢れる人間として扱われてきただけでなく、
見ることも近づくこともその声を聞くことさえいけないとされるほど、ひどい扱いを受けています。

Bapurao Tanjeさんはある日、
隣人からダリットだという理由で井戸水を使わないでほしいと言われてしまいます。

ただでさえ生きていくためにギリギリな毎日を過ごしているのに
その生命線でもある井戸水が奪われてしまえば生きていくことはできません。

そこでBapurao Tanjeさんはこの後とんでもない行動に出ます

井戸水が使えないことを受けたBapurao Tanjeさんは
自らの手で井戸水を探そうと考え、地面を掘り始めたのです。

これこそゴールの見えない果てしない旅の始まりです。

何しろ、彼らが住む地域は干上がっていて、
水など到底望むことなどできなかったからです。

井戸なんて掘れるはずがない。
誰もがそう思っていました。

そう、Bapurao Tanjeさんを除いては。
彼は決して諦めていませんでした。

来る日も来る日も地面を掘り続けます。
しかし、中々井戸を掘りあてることができません。

気が付けば地面を掘り始めてから40日が経過していました。

「あいつはバカだ」

そう思われかねませんが、奇跡が起きます。

人生を大きく変える奇跡が起きる

なんと地下奥深くに眠る湧き水を発見したのです。
もはや一人の男の執念としか言いようがありません。

誰がこの結末を予想できたでしょうか。

生きるためとは言え、
ここまで行える人が世の中にはどれだけいるのでしょうか。

正直に誠心誠意、地面を掘り続けた結果、身を結んだのです。

そして何よりも彼らを苦しめるカースト制度をどうにかして欲しいですね。

誰もが平等な社会、そんなものの実現は到底できそうにもありませんが、
少しでも貧富の差がなくなってくれればと願うばかり。

蛇口をひねれば、欲しい分だけ水が出てくる状態を当たり前とは感じず、常に感謝する気持ちを持って自然の恵みを扱っていきましょう。

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