入社1か月で辞めた新入社員の言い分…
正論すぎて世の中をぶった切ってしまう…




新入社員がすぐに辞めてしまうということばかりが
世間では取り沙汰されてしまいがちですが、
着目すべきは本当にそこなのでしょうか?

今回は入社1か月で辞めた新入社員の言い分が話題となっていますので紹介します。

入社1か月で辞めた新入社員の言い分

都内の一部上場メーカーに就職した堀田さん(仮名・男)は
5月中旬には会社に辞表を提出。

今は学生時代にアルバイトをしていた飲食店で週に3~4回働き、
秋採用や第二新卒向けの就職セミナーに通う日々を送る。

辞表を提出してから退職するまで少なくとも1か月はあけるものだが、
堀田さんの場合はすぐ辞めてしまった。

「新人だし、部下もいないし、引き継ぎもない。
そういう無駄なことは意味がないと話しました。
そもそも、内定が決まるまではいかにも“お客様”扱いだったのに
入社した途端に“会社の歯車”的なことを言われた。

面接では個性だなんだと言っておきながら、今度は個性を出すな、
言われたとおりにしろと真逆のことを言われているような気がして……
面接のときに話していた内容とまるで違う」(堀田さん)

GW明けに会社を辞めた丸田さん(仮名・女)は
日本の新卒採用プロセスに疑問を呈す。

「金髪を黒に染め、ミニスカを脱いでみんなが同じスーツを着て一斉に就活する……。
これって日本とか韓国だけらしいんですけどキモくないですか?

私は英語が出来るので海外で活躍できる部署を志望していたし、
採用面接でも『そういう現場で活躍して』と言われた。

なのに配属は法務部。
上司は『いろんな部署を知っておいたほうがいい』とも言っていましたが、
それは死ぬまでこの会社にいるならそうでしょう。私はそうではない」(丸田さん)

すぐ辞める新入社員たちに我慢が足りないといったところで、
彼らには何も響かないし耐えることに何の意味があるのかということなのだろう。

過労死や鬱による自殺など
労働問題を抱える社会への反発が大きく出ているように思えます。

彼ら新入社員の主張は冷静で合理的でしたが、
人手不足倒産が危惧される昨今で
企業の人事も抜き差しならない状況であるという背景も
勘案されるべきかもしれません。

ネットでの反応

・はえーよってのもわかるけど、耐えたら擦り潰れるまで扱き使われるだけだしなあ。
面接段階で嘘をてんこ盛りにしたところは当然その先も嘘をつく不誠実な会社なわけで。
そこに明るい未来、有ると思う?決断は早いほうが良い。

・合理的でええんちゃう。
体面を守るだけならどちらの側にとっても大した意味はないしな

・大抵の場合はよくよく聞くと会社の釣り求人で
「このくらいの嘘は当然でみんな耐えているんだよ」っていうのよねぇ。
『1ヶ月で辞めたからモンスター』ってそれ逆に雇い入れちゃえば
こっちのもので齟齬があっても働き続けて当然って考えで
3ヶ月は被雇用側も試用期間でリスク無く辞められるって事理解してないし。

・辞めたいなら辞めると良い、どうせ会社は
「使い勝手の良い歯車」を探してくるんだから…
社会の為に生きるのは良いことだけど会社の為に死ぬのは愚かなことだ。