インドで生まれた目が一つしかないヤギ…
これは神の子か?と話題に…
インドで生まれた目が一つしかないヤギ
インドのアッサム州のある村で目が一つしかないヤギが生まれました。
大きな目が一つだけ・・・
なんだか全てを見透かされているようにも見えます。
目が一つの胎児が生まれるのは
単眼症(サイクロピア)という先天奇形の一種だそうです。
単眼症とは
母親の子宮の中で左脳と右脳が分かれなかった時に発症するもので、
普通生まれてから数日で死んでしまうようです。
他の動物でも単眼症は確認されているんだそうです。
多くは哺乳類で多く見られ、羊でも確認されていますし、
哺乳類以外では、単眼のサメも見つかっています。
また、単眼症はほかの奇形を合わせて発症することも多いのです。
例えば、
・まつ毛や瞼がない
・耳も片方がない
・歯の本数が足りない
・顎が極端に短い
・鼻の形成も不完全
普通生まれてから数日で死んでしまうことが多く、
地元の獣医師も2~3日で死亡すると
予想していたそうです。
ところが、この子ヤギは生後8日以上を生き延びており、
周囲を驚かせています。
そして獣医はこのヤギの命は短いであろうと言ったが、
今もなお元気で生き続けているという。
飼い主であるムクリさんは
「このヤギは神からのお告げで幸運をもたらしてくれるに違いない」
と大切にヤギを育てているようだ。
このヤギの存在はすぐさま村周辺に伝わり、
多くの人がこの神聖なヤギを拝みにきたという。
さらにはこのヤギを崇拝し始めた人まで出てきたんだとか。
これについてクリムさんは
「このヤギが私たちを有名にしてくれた。やはり幸運を運ぶ神の子だ!」
と語っています。
先天性奇形と分かっていても何ともミステリアスな見た目のヤギ。
世界に残る一つ目巨人などの伝説も
こうした単眼症の奇形を持って生まれた人間だったのでしょうか・・・