奨学金破産をするとどうなるのか!?
ガチで怖すぎだと話題に…


奨学金破産をするとどうなるのか!?

いろんな条件はありますが、
奨学金を受けられたら学費を気にせずに勉強できますよね。

しかし、社会人になってこの奨学金の返済で破産している方もいます。

そこで今回は奨学金破産をするとどうなるのかを紹介します。

大学でかかる費用

高校3年生のS君は大学進学を考えていましたが、
受けたい大学の学費はなんと年間87万円。

入学金も合わせると4年間で360万円。

そこでS君が考えたのは奨学金制度の利用でした。

奨学金制度を受ける7割の人が有利子で3割の人は無利子。
S君が借りたのもこの有利子の奨学金でした。

連帯保証人になったのは親ですが、
先生からは「必ず自分で返すように」と念をおされました。

借金の返済

奨学金といえば聞こえはいいですが、
奨学金を借りるということは借金を背負うということです。

大学に合格して無事に社会人になったS君は
16年間かけて360万円の借金を返済する生活へ。

奨学金を借りる時には月に30万円稼げば、
あっという間に返済できると考えていたS君。

しかし、現実はとても厳しい状況で生活費を考えるとカツカツの生活でした。

少ない給料の中でやりくりをしながら奨学金を返済していたS君でしたが、
ある日、同僚の飲みの誘いを断れずに初めて返済を滞納してしまいました。

ちなみにS君のように滞納する人は33万人もいるといわれています。

督促の電話

わずか1回の延滞ですぐに督促の電話が。

現在の給料では足りずに副業で深夜にコンビニで働き始めますが、
5ヶ月後には体調を崩して会社も辞めてしまいました。

そして奨学金の返済も3ヶ月滞納。

そうなると奨学金の返済を滞納するとクレジットカードが停止されます。

仕事も辞めてしまい、バイトをしても
どうにか生活費を捻出するので精一杯な生活。

その間にも色々な色の手紙がS君の元に送られてきていましたが、全て無視。

取り立てや裁判所

返済がないので今後のことについて話し合いのためにS君の家へ。

それでも居留守を使って対応しないでいると
9ヶ月目には裁判所から最終警告の手紙が・・・

「これ以上無視すると、法的処置に出ます」

いわゆる、差し押さえですね。

本人が破産の手続きをしても借金が消えるわけではなく、
取り立ては連帯保証人になったS君の親へ。

それでもどうにもならずに自己破産している人は
5年間で8000人以上もいます。

S君の借金の残りは330万円と延滞金の3万円。

一括返済を迫られていましたが、
結局破産手続きはせずに地道にコツコツ返すことに。

こうなってS君が思ったのは大学生の時にバイトしてコツコツ返済していればよかった。
生半可な気持ちで奨学金を借りるものではないと。

奨学金でもいろんなタイプがありますのでご利用は計画的にお願いします。

ネットでの反応

・自分の周りみんな大学行くから自分も
当たり前に奨学金借りて大学行ったけどこれ見て怖くなったわ

・大学を出たのに奨学金を返せない就職先に就職したのが悪いのか
それとも、国が悪いのか

・奨学金を借りずに大学行かせてくれる親の財力と
自分への負担をなるべくかけないようにしてくれてることが
ありがた過ぎてこれ見て泣いた

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