連日、メディアで報道されている座間市で起きた9遺体事件。
この事件が発覚するきっかけとなったのがSNSのTwitter。

また被害者たちもこのSNSや自殺サイト
犯人の白石と知り合ったとみられています。

今回はそんな自殺サイトについて紹介します。


自殺サイトとは

以前からいろんな事件を引き起こして、
問題視されている自殺サイト

言葉のニュアンスから自殺志願者が集まるような印象がありますが
一体どんな内容が掲載されているのでしょうか。

元々「自殺サイト」は1997年ごろから始めり、
自殺の話題を専門に扱う掲示板として
立ち上げられるようになったのだとか。

この中では同じような気持ちを分かち合ったり
慰めあったりといろんな人間模様が展開されていました。

サイトがなくならないのは
友人などの身近な人には打ち明けられないことを
匿名でしかも全く知らない人に話せるということ。

ですが、過去には非常に危険な事件も起きていました。

過去に起きた自殺サイトに関連する事件

「自殺サイト」、あるいは「ネットと自殺」をめぐる問題は
2004年の集団自殺で初めて社会的に大きく取り上げられました

2004年10月12日、埼玉県皆野町の駐車場で
ワゴン車の中で練炭を使って自殺をしたとみられる男女7人の遺体が見つかった。

7人の住所は青森県や佐賀市などバラバラ。

ネットの自殺サイトへの書き込みを通じて、知り合っていたことが判明。
また、練炭を使った自殺の手法をネットの情報で得ていたことも報じられた。

集団自殺をネットが助長したのではとする見方から
ネット社会の危険性が強く印象付けられ、
当時、埼玉県の県教委は生徒たちにインターネット利用に注意をと呼びかけた。

また、こうしたサイトを悪用して快楽殺人に利用した犯罪も発生しています。

2005年に大阪では自殺サイトで知り合った
自殺志願者を騙して連れ出し、殺害する事件も起きています。

この事件をきっかけに
自殺サイトへの注目度がますます高まることになりました。

自殺サイトの目的

自殺願望を持つ人などが集まる自殺サイト。

ただ、願望につけ込み、
殺害目的で書き込みや接触を図るケースもあります

ある自殺サイトの運営者の話では

「広告収入を得るためで掲示板のテーマはなんでもよかった。」

という人もいるようです。
しかし、自殺サイトを運営している管理者の中には、

「自殺を思いとどまってほしい」
「吐き出す場所になれればいい」

といったような思いから、
掲示板を立ち上げる人もいる。

しかし、過去の事件から

「自殺サイトの認知度があがるとともに
はじめから殺人目的でつけ込む人間もサイトを訪れるようになった」

という。

規制は難しい自殺サイトの現状

自殺サイトだけでなく、現在はSNSなどでも
「♯自殺願望」「♯自殺募集」というような
自殺に関するハッシュタグをつけた投稿があります。

このような投稿を規制するのは厳しいのが、現状だそうです。

しかし、ツイッター社は自殺に関するハッシュタグを見つけたら、
第三者がヘルプセンターから連絡できるようなフォームを設置

連絡を受けた会社側がその信ぴょう性の確認を行って、
対象のアカウントに連絡をとるようなシステムも取り入れているそうです。

またネット上だけで完結するのではなく、
自治体やNPOの窓口などの専門家が
対応してくれる場所への相談も呼びかけています。

ネットでの反応

・自殺したいって人は病んでるから対応が難しい

・生きたくて生きれない人もいるのに‥

・心の相談ってなかなかしにくいよね

・相談窓口があるんだ

・自殺だけは思いとどまってほしいよね

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