車の新品タイヤにヒゲがついてる理由…
意外と知らなかったと話題に…
自動車の新品タイヤの表面をよく見ると
細いヒゲのようなものが生えています。
これは路面の摩擦を増やしたり、空気抵抗を減らしたりといった
何らかの機能があると思っている方もいるかもしれません。
なぜタイヤにヒゲが生えているのでしょうか?
そこには意外な理由があるようです。
今回はそんな車の新品タイヤにヒゲがついてる理由を紹介します。
ヒゲの正体
この新品タイヤのヒゲにはきちんと名称があり
スピューと呼ばれています。
自動車だけでなく自転車やバイクのタイヤにもこのスピューはあります。
これはタイヤの製造工程でできるのもで
走行には全く影響なく、機能的な意味はありません。
ではどうしてこのヒゲがあるのでしょうか?
タイヤは型に材料を流し込んで作るのですが
そのまま固めると空気が残ってしまいます。
圧力を加えて中の空気を出すために
型には多くの穴があけてあり、
そこに入り込んだゴムがあのヒゲの正体なのです。
ヒゲを取らない理由
実際に私たちが目にするスピューはせいぜい5〜10mm程度ですが
製造されたばかりのタイヤはこのスピューの長さが
長いもので30mmほどもあります。
出荷前に専用のカッターで短く刈りそろえられて
私たちの手に渡るということですね。
カットするのであればなぜキレイに根本から取らないのでしょうか?
それはスピューはタイヤ本体を傷つけずに
キレイに取るのは難しくコストも高くかかるためです。
走行には特に支障はなく、
そのうち取れてしまうのでそのままにしてあるのです。
気になってニッパーなどでカットする人もいるようですが
トレッド面を傷つけてしまう場合があるのでお勧めはしません。
走行している間にスピューはキレイになくなるので
特に気にする必要はないでしょう。
ネットでの反応
・これ小さい時よく引っ張ってちぎってたなぁ(笑)
・取れるまでがナラシの目安という説を唱えてる人もいるねえ
・子供の時よくちぎってたの自分だけじゃないのね。