打ち上げられたクジラに絶対に近づいてはいけない理由…
まさかクジラが爆発するなんて…


もし海岸にクジラが流れついていたらあなたならどうしますか?

クジラなんて滅多に見られない!
もっと近くで見たい!
クジラに触ってみよう!
もっと近くで記念に写真取ってSNSにあげよう!

なんて思う人多いかもしれません。

しかし、クジラのタヒ骸にむやみに近づくのは
危険だということをご存知でしたか?

今回はそんな打ち上げられたクジラに
絶対に近づいてはいけない理由を紹介します。

打ち上げられたクジラに近づいてはいけない理由

海岸にクジラが打ち上げられているということは
絶命してしばらく時間が経っているということになります。

どんな生き物も亡くなった瞬間から腐敗が始まり
体内にメタンガスが蓄積して膨張し始めます。

特にクジラの場合は表皮が硬いだけでなく体も大きいので
メタンガスが多く発生し、外から見ただけでは
クジラの内部でどのくらい腐敗が進んでいるのかわかりません。

しかし、着実にクジラ型時限爆弾はカウントを刻んでいき
表皮が限界に達すると体内に溜まったガスが
クジラの内臓とともに一気に噴出します。

その時に撒き散らされる内臓は数トンにもなり
噴出の激しさは時速70キロにも及ぶため、
ガスが出るというよりはクジラが爆発すると言った方が正しいかもしれません。

そのため、クジラが流れ着いていた場合は
絶対に火を付けてはいけませんし、
むやみに近づいてはいけません。

海岸にクジラが打ち上げられたらどう処理すればいいのか

ではどうするのかというと
そのまま放置すると言った方法もありますが
大抵の場合、大爆発を防ぐために
死骸の表皮に切り込みを入れてそこからガスを抜くのが一般的です。

しかし、こういったことがわかったのは最近のことです。

2004年の台湾では切り込みを入れずにクジラを移送したため、
台南市の中心部で大爆発を起こして
あたり一面にあったお店や車、もちろんそこにいた人たちまで
腐敗した血液や内臓が飛び散りました。

1970年にはクジラをダイナマイトで爆破しようとしたこともありました。

その理由は8トンにもなるクジラの死骸をどう処理したら良いのかわからず
岩と同じように爆破しようと考えた結果の行動だったそうですが
クジラは大爆発を引き起こし半径250メートルという
広範囲に死骸の雨が降り注ぎ、数千万円の被害が出てしまいました

海岸に打ち上げられているクジラを見たら
切り込みを入れてガス抜きの処理をするまで
決して近づいてはいけません。

ネットでの反応

・近づくなって言われると近づきたくなるよね…

・とりあえず、知らない物には触るなって事だね

・臭くて近寄りたくはないけどなw

・クジラは世界最大の動物ですって言われても実感わかないけど、
舌が象1頭分、心臓は軽自動車並みで
血管のなかで人一人が余裕に泳げると言われるとよくわかる

・打ち上げられたクジラを見たら泣いちゃうよ〜。

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