耳掃除しなさすぎて急にぶっ倒れた…
先生が耳を見た瞬間「うぇ!」って叫んだ…


耳掃除しなさすぎて急にぶっ倒れた

まず俺は幼い頃から耳に何かを入れるという行為があんまり好きではなかった。

しかし母が子供の耳掃除をするのが大好きな人だったので
幼稚園や小学校低学年の頃は毎週のように耳掃除をしていた。

漫画ブラックジャックにジャンボ機騒音のノイローゼの患者の話があるんだけど知ってる奴多分いるよね。

その話の中で患者がノイローゼの余り耳にキリをブッ刺す描写があったんだ。

それを中学生の頃読んでから俺は自分の耳の中に異物を入れるという行為が決定的に駄目になった。

中学に入ってからは親から耳掃除されることもなくなった。

そんで自分ですることは有り得なかったので恐らく
4、5年以上は耳掃除をしなかったんだろうと思う

高校二年のある朝俺は起きたときに耳に
凄まじいほどの違和感を覚えた。

けど触りたくなかった俺は違和感を無視して学校へ。
一日中異物感を感じていた俺はさすがに怖くなって帰ったら
病院行こうかなーとかぼんやり考えてた。

そしたら昼休みに耳から感じる立てなくなるくらいの激痛で急にぶっ倒れた。

もう自分の体じゃないくらいの激痛、
痛みで立てなくなるってことって本当にあんのね。

突然倒れた俺を見て騒ぐクラスメイト、
テンパる教師、遠くから聞こえる救急車。

さっきまで談笑して騒いでた奴が
いきなりぶっ倒れたんだから多分みんな相当驚いたと思う

そんで多分耳鼻科とかに運ばれたんだと思う。

先生が耳を見た瞬間「うぇ!」って叫んだ…

よく覚えてないけど
先生と看護士さんたちがなんだか相談してるわけよ。

意見がまとまったのかなんか器具をセッティングしてんの
モニターとかなんか長い棒とか色々
そんで長い棒状のものを急に耳に入れられたんだ。

気持ち悪いーとか絶え間ない
激痛に苛まれながら思ってたら急に
「バキ!」って音がしたわけ
もう今まで聴いたこともないような音ね。
体の芯から聴こえてくる感じ。

一応意識自体はあったものの本当に体が動かせない。
なす術もなくベッドに寝かされ色々診察される。

診察してくれたいた先生に
なんとか「耳が…耳が…」って
伝えて耳を見てもらったんだけど

先生が耳を見た瞬間に「うぇ!」って叫んだ。

この声を聞いて
「あ、俺死ぬのかもしれない…」って感じた。

それくらいマジの「うぇ!」だった。

そしたら急に痛みがなくなって
「あれ、何これ、この先生超名医だな、すげー」
って思って先生の方を見たら

棒の先(多分ピンセット)に髪の毛とか埃みたいなゴミが
グチャグチャにくっついた。

尋常じゃなくでかい黄色い塊がはさまっていた
一瞬吐きそうになるくらいの気持ち悪さ。

呆然としつつも先生に
「それなんすか…」って聞いたら
あっさりと「君の耳垢だよ」って言われた…

なにこれ、俺もしかして
こんなもの耳の中に入れて生活してたの?
やばくね?っていうか

死ななくてよかった…とか思ってたら
先生から色々と耳掃除について注意された。

もうちょっとこまめにしなさいとか
なんか色々ほとんど覚えてないけど
そんでもう片方の耳もやって
もらったら尋常じゃない大きさのがボロボロ出てきた。

このときは激痛が消えてたので出てくる耳垢を眺めながら
「人体の神秘だなー」とかしみじみと思った。

ネットでの反応

・逆に私は耳掃除しすぎて傷つき外耳炎にたりました…
しかも、両耳で膿がたまり過ぎて耳が塞がっている状態でした…
何事にも適当が1番ですね

・耳垢にも意味があって、必要なくなったら勝手に出ていくらしいよ。
だから耳掃除はやりすぎない方がいいらしい。

・耳掃除しなきゃいけない理由が分かった…

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