生命維持装置を外した後に起きた奇跡…
人間の常識を覆した瞬間が話題に…


順風満帆な人生だったサム

英国に暮らす22歳のサム・ヘミングは
何のトラブルや病気などに見舞われることも無く、
全てが思い通りになる人生を歩んできており、順風満帆。

誰もが羨む理想の人生でした。

弁護士になるため、法学を学ぶ大学院では
優秀な成績を収めるほど熱意に満ち溢れていたサム。

そんな中、彼女を支えてくれる彼とも順調です。

突然の事故で悲劇

ある日、彼が運転する車に乗り目的地へ向かっていたサム。

渋滞も無く安心と思っていたのも束の間。
突然、車のコントロールが出来なくなったのです。

スピンをしながら、車道を外れてしまいます。

車は何度も横転した後、ようやく停止。
奇跡的に彼は軽傷で済みましたが、
一方、サムは衝撃で窓から放り出されてしまい、
割れた窓ガラスで顔面に酷く傷を負い、
首の骨を折っていることも発覚。

何とか一命は取り留めたが、医師たちは感づいていました。

事故現場から病院へ空輸されている最中、
もうどうにもならないのではという意見で一致しており、
家族に対して最悪の事態を想定しておくよう伝えたのです。

誰もが突然の事故で悲劇を迎えつつあると思い、
非常に重い空気が漂います。

外科医チームの結束力で6時間にも及ぶ懸命な手術が行われました。
しかし、サムは麻酔によってこん睡状態に陥ってしまいます。

19日が経過して、医師は母親のキャロルを呼び出し、
娘がこのままもう二度と目を覚まさないかもしれないという、
受け入れ難い事実を伝えるのです・・・。

娘の生命維持装置を切るかどうか』。
普通であれば絶対に立ち会いたくない状況にいる彼女たち・・・。
母はもはや最期を覚悟していたそうです。

生命維持装置を外した後に起きた奇跡

涙が止まらず、母キャロルは娘にお別れの言葉を口にしていました。

ついに装置のスイッチが切られ、
深い悲しみに沈んでいてキャロルがふと気が付きます。
サムの足の指が微かに動いたのです。

死の淵から生還し、戻ってきている・・・
サムは意識を徐々に取り戻していきます。

事故の衝撃が影響し、後遺症から脳の右半分は深刻な状況であったものの、
左半分は大きな問題無く機能していました。

壮絶でもサムは諦めることなく食らい付き、
残された脳でも普通に生活が出来るようになってきました。

まだ新しい道は始まったばかり。
でも少しずつサムは確実に自分自身を歩み、
歩き方も話し方も取り戻しつつあります。

奇跡としかいえないこの状態。
専門家ですら驚きを隠せないほどの回復振り。

彼女曰く、事故当時は覚えていないとのこと。
「それよりも少しでも早く良くなって夢を叶えていくわ」
そんな彼女はとても嬉しそうでした。

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