永久凍土から発見された動物4選…
絶滅動物がクローンとして蘇る日も近い?と話題に…


永久凍土から発見された動物4選

地球の遥かな歴史をたどれば、
氷河期というものが存在したことはご存知かと思います。

その太古の昔にあったとされる氷河期では
生物までもが凍結状態になり、
そのまま息絶えた個体も多く存在しています。

その、永遠に続くのではないかというとてつもなく長い眠りの中から、
現代の私たちの前に姿を見せてくれた生物がいました。

今回はそんな永久凍土から発見された動物を紹介します。

1.ユカマンモス

マンモスは発見されている古代生物の中でも
特に知っている人が多いと言える動物ではないでしょうか。

象によく似たとても大きな姿で
現在でも大きさを例えるのにその名前が出ることもありますね。

そんなマンモスですが
2010年にロシアのラプテフ海岸にあるシベリアの永久凍土から
およそ39000歳とみられるマンモスが発見されました。

このマンモスはミイラ化しており、
凍結状態だったため保存状態も良く、
マンモスの生態を解明する上で
非常に役立つと研究者から重宝されているとのことです。

また、研究からマンモスはDNAに比較的変化が生じない点と
現代の象にとても似ていることから最先端の技術を使って
現代に蘇らせることが出来るかもしれない絶滅動物だという研究者もいるそうです。

もしかするとこの巨大動物が現代に蘇った姿を見られる日が来るかもしれませんね。

2.ユカギールバイソン

シベリアは何千年もの間、
地球上の生物が生息している場所の中で最も寒い場所の一つとされ、
このような凍結動物の発見には理想的な場所です。

そのシベリアの北東部で2011年、ユカギール族により、
現在のバッファローの祖先であるミイラ化したステップバイソンが発見されました。

発見されたバイソンは非常に珍しく、ほぼそのままの形で残されており、
脳や他の臓器もほぼ完璧に保存されていました。

9000年以上前のバイソンにもかかわらず
今まで発見されたステップバイソンよりも最も完璧な状態で
研究者が脳、心臓、消化器官、そして血管など
広範囲に渡り研究することが可能だったと言います。

このバイソンは外傷などが見受けられないことと
腹部の脂肪の少なさから推測し、
環境の急速な変化の影響で餓死した可能性が最も高いと考えられています。

3.ウーリーサイ

2007年、シベリアの永久凍土から素晴らしい古代生物が発見されています。

発見されたのはウーリーサイという大型動物で
かつてユーラシア大陸に生存した最も一般的な大型動物の一つでした。

およそ39000年前に生息していたとされ、損傷の大きさを問わず
凍結保存されたウーリーサイを発見することは非常に稀なことです。

発見されたこのサイがどのように生活していたかは研究者によると
主に穀物を主食とし、現代のジャワサイとほぼ同じ大きさで
長い胴体、短い足、そして角があり、
マンモスのように非常に分厚い毛皮に覆われていたとされます。

体重は1.5トンと非常に重く、
また現代のサイよりも耳や尾は短かったようです。

ウーリーサイが絶滅した理由はやはり氷河期と言われる時代の積雪や
寒さに適応できなかったためとみられています。

体の重みで深い雪の中では足を取られて動けないどころか足が雪の中にはまった場合、
元々短い足のため抜け出せないことも頻繁にあり、
これが原因で死亡した例も多いとみられています。

4.ホラアナライオン

これまで化石でしか知られていなかった未知の動物のミイラを
シベリア東部の川のほとりで地元の人が発見しました。

その正体は現在のライオンの原種と言われるホラアナライオン。

さらに驚くべきことに今回発見したのは生後間もない双子の赤ちゃんで
30000年以上前の生物にもかかわらず毛皮やヒゲが確認できるなど
かなり良好な保存状態であったというのです。

ホラアナライオンは地球上に生息しているライオンの中で
かつてないほど巨大なライオンの一種でした。

肩の高さはおよそ120cmにもなり、
周辺に生息していたトナカイ、馬などや
時にはマンモスをも捕食していたという大型肉食動物です。

しかしながら、詳しい生態や
なぜこの生物が最終的に絶滅に至ったかは解明されていません。

ネットでの反応

・シベリアって凄いところだなw

・さすがにマンモスが現代に蘇るとかはやめてくれw

・やっぱ氷河期を生きるのは大変だったんだね。

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