外国人が調べ上げた日本のヤクザの実態…
衝撃的だと話題に…
日本でもヤクザに関しては
アンタッチャブルな領域なので知られざる事実もありますが、
外国では映画やゲームで日本のヤクザに
興味を持っている人も多いようです。
そこで今回は外国人が調べ上げた日本のヤクザの実態を紹介します。
日本のヤクザの実態
ヤクザの取り締まり
日本最大の暴力団組織である山口組は
アメリカ政府の制裁対象になっていて
アメリカ市民は山口組との取引も禁止されています。
組長やナンバー2はアメリカ政府のブラックリストに載っていて
アメリカにおける彼らの資産も凍結しているようです。
そして現在の日本でもこの動きが広がってきて
ヤクザと合法ビジネスの繋がりを阻止しようとする動きになっています。
指詰
ヤクザの組員は失敗した時などに
指を落として落とし前をつける場合もあります。
ヤクザから足を洗った時は指の欠損は隠しようがないので
それを隠すための人造パーツが必要になります。
イギリスの人口装具の専門家であるアラン・ロバーツ教授は
本物そっくりに指を再現できるので
日本のヤクザからはミスター・フィンガーと呼ばれているのだそうです。
総会屋
総会屋とはヤクザによる大規模な活動のことで
ある会社の株式を買って株主になり、
粗を見つけて騒ぎを起こして恐喝します。
その方法はゴルフコンペなどのイベントを主催して
高額なチケットをゆすりの相手に
売りつけるなどの方法で行われているのです。
ヤクザの雑誌
2013年始め、山口組は2800人の組員に向けて
『山口組新報』という雑誌を発行して、
俳句や釣りなどに交えて組長の言葉もあり、
組員の士気を高めるために発行されたようです。
また山口組は暴力と距離を置いていることを
世間にアピールしてヤクザのイメージを柔らかくするのも
目的だったと言われています。
ヤクザの救援活動
1995年の阪神大震災の時も2011年の東日本大震災の時も
ヤクザは被災地にヘリやボートで駆けつけ、
いち早く救援物資を届けています。
このような行動を取るのは行政から支援を受けられない姿に
自分たちの姿を重ねて同情的になるという話もあります。
ただ災害はヤクザにとっては金のなる木で
大震災から数ヶ月後の復興工事入札にどんどん参入していました。
ヤクザとの訴訟
2013年始めには和食レストランのオーナーが
組長に1700万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。
理由はみかじめ料を要求され、
拒んだら店に火をつけると脅されたため。
2008年には久留米の住民グループが平穏に暮らす権利を主張して
この地域の暴力団を追い出す訴訟を起こしています。
ヤクザの刺青
ヤクザの象徴といえば、
全身に入れられた刺青ではないでしょうか。
刺青は手彫りで激痛を伴いますが、
これに耐えた男が勇敢な者として認められていました。
人気のデザインは龍や山、女性などだそうです。
入団儀式
新人組員の入団には「杯事」と呼ばれる
酒を酌み交わす儀式が行われます。
こうして親分と子分との間に
父と息子の絆が成立したことを示すのです。
これは映画などでもよく見る光景ですよね。
ヤクザの試験
ヤクザに試験があるなんて驚愕する話ですが、
2009年に山口組は組員向けに12ページにも及ぶ試験を実施しました。
その理由は組員達が法に精通することで
トラブルに巻き込まれるのを防ぐ為でした。
この試験の冒頭ではだいたい日本経済について
語られているのだそうです。
政治におけるヤクザ
2012年には日本の法務大臣だった田中慶秋と
ヤクザの関係が明らかになり、辞任に追い込まれましたが、
50年以上日本を統治している自民党も
ずっとヤクザと関わってきたといわれています。
またヤクザの組員は選挙運動員やボディガードとして
選挙中の運営も切り盛りしているという話もあります。
暴力団撲滅を目指して取り組みも行われていますが、
実現するのはいつになるのでしょうね。
ネットでの反応
・どうせヤクザが裏で何しようが困るのは
国や大手企業のトップだけだろうし
俺ら庶民には関係のないことザンス・仁義と言いつつ悪いことするって面白いよね
・海外ではヤクザって結構注目されてるけど
海外のギャング、マフィアに比べると
大人と子供くらいの怖さの差がある気がするんだけど